あい！あむ！あ！動ける引きこもり！【イナズマイレブン オリオンの刻印】

脱引きこもり！？21日目 ページ42

「あーはいはいそうですね…交渉成立ですねっと

で、会場の人にはなんて伝えろと？まさか財団の名前出しちゃマズいでしょ？」

このまま私代表になります！とか言ってもわけわかんなくなるだけでしょ

それに財団には出来ればバレたくない

趙「そうですねェ…まあ、任せてください」

「え、めっちゃ心配なんですけど」

それだけ言うと監督は『少しは信用して下さいよォ〜』とか言ってきた

あー…うん。いやー…無理だよね←

あそこまで私の事情とか調べあげられるんだよ？不審者以外の何者でもないよね

「やっぱ心配すぎるんでマイク貸してください。自分のミスは自分でカバーします」

趙「あ、そうですか？ならどうぞ」

案外簡単に渡してくれんのな

『ありがとうございます』とだけ返して1歩前に出る

…やっぱり緊張するな、大衆の前に出るのはさ

それに、さっきのやり取りがあったせいで会場もザワついている

まずはみんなの気を引かなきゃな

だけどコミュ障入ってるからか緊張からかめっちゃ足震える

気を引くどころじゃない

ど う し よ う ( ＾ o ＾)

でも、いつまでもつっ立ってる訳にもいかないしな〜…やるかしかない！

「あー、えーっと…先程は取り乱してしまい、大変申し訳ありませんでした！見苦しいところをお見せしました」

出来るだけ声を張り上げる

会場の視線が一気に集まってきた

はは…掴みは完璧…だと思うけどね？

しかしね？気を引けたのはいい事なんだけど緊張で気絶しそうなんだが←

そんな見ないで！私のライフはもう0よ！！←←

なんてボケてる場合じゃないんだよね？(たった今ボケた)

んー…とりあえず会場の皆々様に説明せねば…

「えと、改めまして。"日本代表の"純恋 弥哥です。

実は私と監督さんとの間で話が食い違っていて…。真逆日本代表の発表会だったとは知らず、混乱してしまい先程のようなことに……

本当に申し訳ありませんでした！！

以後、このようなことが無いよう、細心の注意を払います

しかし、代表に選ばれたからにはその義務は全うさせていただきます！

皆様どうか！私に日本代表を本戦優勝まで導かせてはくださいませんでしょうか！？」

…よし！言った！言ったぞ私！よく言った頑張った！…多分！

趙「彼女の代表入りに賛成の方は拍手をお願いしま〜す」

「ッ！」

思いっきり目を閉じる

もしかしたら誰も拍手しないんじゃないか

怖い、恐い

その時だった

＿＿＿会場に割れんばかりの拍手が響きわたったのは

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