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��ガチャ��
小林さんには申し訳ないけど事務所を後にする
広臣 「お帰り〜笑」
A 「あ、どうも…」
フロントに行くとさっきの3人に加えて岩田さんもいた。
涼太 「ガツンと言ったんですか？笑」
事情を知ってる3人は私が来てからずっとニヤニヤしている。
A 「面白い事なんて何もありませんよ」
剛典 「何かあったんすか？」
Erie 「駒野さんが予約変更のお客様に対して
やらかして、ダブルブッキングになったんだよね〜」
剛典 「えっ？」
涼太 「大崎さんなんですけど
来館されてすぐ帰られたんですよ」
剛典 「白嶺さんの担当してる人だよね？」
A 「はい」
広臣 「時間の変更で駒野さんが
白嶺さんのタイムスケジュール見ないで
��17時でも大丈夫です��
って言ったらしいんだよね」
剛典 「それでダブルブッキングなんすね」
A 「事務所で泣いてますよ駒野さん。」
Erie 「なんで駒野さんが泣くの〜！
白嶺さんの株落としといて」
広臣 「謝られた？」
A 「いえ…
私は HIROさんに報告しに行っただけで」
広臣 「まず謝るだろ」
A 「デスクにうつ伏せて泣いていたので
私に気づいてなかったと思います 笑」
剛典 「ずっと泣いてるんですか？」
涼太 「俺がさっき犯人聞きに言って駒野さんだって
分かった時は泣きそうになってました」
剛典 「犯人って…笑」
Erie 「それまで自分のミスに気づかなかったって事？」
広臣 「この仕事はお客様との信頼が大事なのにな」
A 「相当自分追いつめてるみたいだったので
そっとしといてあげて下さい」
今はみんな忙しい時期だからフロントしか仕事が
できなくたってやる事がたくさんあるわけで
正直泣いてる暇はない。
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作者名：emirin | 作成日時：2016年4月24日 16時
