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伶菜 「今日も帰りはいつもと同じ？」
A 「うん、ラストまで。 あ、そうだ！」
伶菜 「ん？」
A 「わたし
昨日から隆二さんと付き合う事になったから」
ホントは昨日言おうとしたけど状況が状況だったしね…
伶菜 「えっ！！！？？？」
A 「じゃ、行ってきます！」
伶菜 「ちょ、ちょっと待ってA！！」
玄関まで走ってくる伶菜を気にせずドアを開けると
広臣 「白嶺ちゃんおはよ。ごめんね朝から」
A 「おはようございます。いえ、全然」
登坂さんは玄関にいる私から
私の少し後ろにいる伶菜に目線を移す。
広臣 「よっ…」
伶菜 「おはよ…」
ちょっとよそよそしいけど
2人ならきっと仲直りできるはず
A 「じゃ、私出かけてくるのでごゆっくり〜」
広臣 「えっ？気遣ってる？」
A 「いえ、私これから予定があるので
もう行かないと行けないんです。」
広臣 「そーなんだ。ちょっとお邪魔するね」
A 「どーぞどーぞ。 そうだ 登坂さんよかったら
朝ごはん余ってるので食べて下さい。」
広臣 「ありがとう！」
A 「じゃあ、伶菜行ってくんね」
伶菜 「夜全部聞くからねー！いってらっしゃい」
ニヤリとした伶菜に手を振ってから家を後にする。
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伶菜がこの家を出て登坂さんと同棲するとなると、
私も新しい家探して一人暮らししなきゃな…
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作者名：emirin | 作成日時：2016年4月24日 16時
