Unloveable -4- (ページ29)

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食べ終わって、くつろいでると

＂ピローン＂

伶菜「あ、私のだ」

LINEが届きそれを確認する伶菜

伶菜「Aご飯食べてくるらしいからもうちょっと一緒にいられるよ～」

一緒にいられるだけでも嬉しいのにどんどん欲張りになってく俺。

広臣「今日も帰っちゃうわけ？」

伶菜「えっ…？」

俺の横に座ってる伶菜を引き寄せて

広臣「今日体操の人と何話してたの？」

目を大きく開いてビックリする伶菜。

広臣「なぁ、男の人と喋んなよ」

こうやって自分の都合の良い事しか言えなかった。

伶菜「職場の人とかいるしそれは出来ないよ…」

広臣「じゃあ、俺と一緒に住もう？」

そう言うと悲しい顔をする

そんな顔にさせたい訳じゃないのにそうさせてしまってる俺って彼氏失格だよな…

広臣「…ごめん」

伶菜「今日はもう帰る」

荷物を持って玄関へ向かって行った伶菜の腕を掴む。

広臣「ちょっ、伶菜！！」

伶菜「……」

広臣「俺は伶菜と一緒にいたいんだよ」

伶菜「なんで…」

広臣「えっ…？」

俯いてて伶菜の表情が分からない

伶菜「もう少し私の事考えてくれてもいいんじゃない？」

広臣「……」

伶菜「おやすみ」

俺の腕をゆっくりと振り解き帰って行った伶菜。

＂バタンっ‼＂

はぁ…

何やってんだよ俺。

伶菜の事ばっか考えてるっていうのに

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