Unloveable -4- (ページ26)

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隆二「はい。…って臣！？」

A 「えっ？？」

隆二さんがインターホンのモニターをのぞくとそこにいたのは登坂さんだった

広臣『遅くに悪い… ちょっといい？』

隆二「わかった。鍵開けとくから」

玄関の鍵を開けに行った後リビングに戻ってきた隆二さん

隆二「A、今から臣来るわ」

A 「私帰った方がいいですよね？」

2人は同期で仲良いから、こんな時間に来たのは隆二さんに何か伝える事があるんだと思う。

隆二「いや、なんか元気なさそうだから

話し聞いてやってくんね？俺と一緒に」

A 「…私でよければ」

つい言ってしまったけど、登坂さんからしてみれば

なんでお前いんだよって話だよね。

ホントにいていいのかな？

＂ガチャ＂

広臣「お邪魔します…」

隆二「お疲れ、なんかあった？」

A 「お疲れ様です」

広臣「えっ！？白嶺ちゃんいたの？」

A 「すいません…」

広臣「いやこっちこそ邪魔して悪い」

隆二「ホントだよ」

少し怒ってる隆二さん(笑)

もしインターホンが鳴らなかったらお互いに好きって言えてたのかな？

広臣「でも、ちょうどいいや」

ん？

隆二「何が？」

広臣「伶菜とケンカした」

A 「えっ！？」

隆二「ケンカくらいどのカップルもあるだろ」

確かに、登坂さんはケンカくらいで

落ち込むような人じゃないはず

A 「何があったんですか？」

広臣「まあ俺の嫉妬が原因なんだけど…」

登坂さんはお客さんにモテるからいくら仕事だとはいえ自分が愛されてるか不安になるらしい。

それで伶菜ばっか登坂さんの事好きなんじゃないかって前に話してくれた事がある。

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