Unloveable (ページ24)

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事務所に戻ると、白嶺さんは既に終わっていた。

HIRO 「終わったー？じゃあ、お疲れ様。

特に連絡する事ないから終わりまーす。

お疲れ様でした。」

全員「お疲れ様でした。」

HIRO 「臣と隆二、今日戸締まり出来たら

次から俺がいない時もやってくれるか？」

広臣「はい。大丈夫っす」

隆二「俺もやります」

HIRO 「じゃあよろしくなー」

A 「お先に失礼しまーす。」

白嶺さん着替えるの早っ！！

髪を下ろした私服の彼女は紺のスウェットに黒い長袖と

部屋着のような格好だった

HIRO 「白嶺ちゃんちょっと待った！

まーた暗い洋服着てー、原付で帰るんでしょ

まだ外暗いんだから気をつけて帰んなよ？」

A 「はい。お疲れ様でした。」

そそくさと帰って行った白嶺さん

広臣「玲於が行ってたけど、白嶺さん帰るのめっちゃ早いっすね」

メンディー「いつもあんな感じですよ」

ケンチ「面白い子だよねー」

啓司「＂夜１人で帰るの怖いので送って貰えますか♡♡～?＂

って言う子もいるよね？普通w。」

隆二「なんかそれ、言い方に悪意ありますよ(笑)」

前の店舗で遅番だった時に女性の社員さんに言われて

何回か送ってった事はあった。

ぶっちゃけ面倒くさかったけど何かあっても困るから

送るだけだったし

興味のない女性の部屋なんて入ろうとは思わない。

HIRO 「綺麗な顔してるのに男っぽいとこあるんだよなー」

そうゆう女性って今どき珍しい？

俺は白嶺さんみたいな人に会ったのは初めてだけど

嫌いじゃなかった。

大樹「あんな細いけどちゃんとご飯食べてるんすかね？」

龍友「足長くてキレイっすけど、胸がもっとあれば完璧ですよね～」

隆二「それ、俺も思った！！」

広臣「お前ら変態」

この後他の5人から白い目で見られた(笑)

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