Unloveable (ページ12)

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伶菜「ねぇ、痩せた？

これ以上痩せたら死んじゃうよ？

こんな棒みたいな腕してるのに～

向こうでちゃんと食べたの？」

そう言って私の右腕を持って眉を下げながら話してくる

A 「向こうの料理、量が多いの。

伶菜、これ食べていいよ。お腹いっぱい。」

伶菜「相変わらず少食だよね。これ全然減ってないし。

栄養足りてるのか心配になるわ～」

伶菜は私が料理を全部食べきれないで

食べさせられる事を知ってるから

小さいサラダしか注文していない。

伶菜「てゆうか、なんで量多いのに痩せるのよ」

A 「外食すると食べきれないし

残し過ぎてキレられたら怖いじゃん？

アメリカならありそうじゃない？そうゆうの

食べてもらう人いないし。

だから朝、自分で作って

昼は朝の残り、

夜はササミずっと食べてた。」

伶菜「ササミってダイエットする人がよく食べるもんでしょ～

Aガリガリなんだしお肉無いんだから

もっと脂質あるもの食べなよ～」

ガリガリって言うけど筋肉ちゃんと付いてますよーだ

A 「じゃあ今日の夕飯は鶏モモの唐揚げで～」

伶菜「はいはい。そうだと思ってもう買ってあるよ

今日、萩花達も来てくれるって！

真波と美央は遅番だから来れないけど」

A 「え？美央ちゃんも？キッズなのに？」

キッズの人はいつも19時上がりで

タイムテーブルもキッズだけで管理してるから

キッズの人がフィットネスやフロントを手伝う事は今までなかった。

伶菜「Aが帰って来るまではキッズも夜手伝ってたんだ～」

23時まで残ってもらってるってやっぱり

申し訳ない気持ちでいっぱい…

伶菜「A、今までよく1人で遅番やってたね～

あんな大変なのに」

A 「私は社員じゃないからいつも15時から勤務でしょ？

だからそんな大変じゃないかな～」

伶菜「ふー‼ 美味しかった。

そろそろ行こうか。あそこ、行くんでしょ？」

A 「うん。いつもごめんね。」

伶菜「いいの。いいの。私も悠介に話したい事あるし」

私達はレストランを後にしてあるところに向かった。

私が愛していた人の元へ

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