かわいいおれらの弟くん ym×in×ar

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「今日は学校たのしかった？」




りょうすけが毎日聞いてきてくれる学校のこと。
ちなみにおれはあんまり、友達がいない。というか、できない。
話しかけないし、話しかけてもらえないし、まあ兄たちがいるからいいかなとか思ってるけど最近焦りはじめてる。
だって、ぼっちで青春終わるとかやでしょ。




「まあまあかな、」

『つか、休み時間いなかっただろ、？』

「トイレ行ってて」

「いじめ…？」

「それはちがう！」




何を怖いことを言い出すんだ。
いじめられてはない、いじめられては。でも友達は一人しかいない。

それは他クラスにいるひかる。ひかるはいっつもおれの傍にいてくれる。
相談も乗ってくれるし自慢の小学校からの親友。




「とにかく、教室にいて？」

『結構心配するからさ？』

「ごめんごめん、ちゃんと席に座っとくよ。」

「ふふ、それでよし。」

『おれらも早めに行くようにするから。』




りょうすけがぽんぽんと頭を撫でてくれて、その上からだいきがくしゃくしゃとしてくれる。

とにかくあったかい気持ちになって、幸せな時間。

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