KICK THE FOOT BAR【キャラ設定集】 (ページ22)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:4,810 hit

ページページ22

【過去続き】

どういった経緯で風雅荘に来たのかは本人にも従業員にも不明。「ある日気付いたら旅館への道の途中に血みどろで倒れていて、その時には既に肌は黒くなり記憶喪失の状態だった」という。
先の大戦があったのは75年前である為、それでこの若さで旅館に迷い込むという事は現代に生きる者ではまず有り得ないので既に死亡した幽霊である事は分かっているが、此処へ来たのは最近である為、力尽き霊魂として数年彷徨ってから迷い込んで来たと思われる。
勿論、本人は「死んだ」と気付けぬまま。
実体があるのはこのせいであるとみられる。

ただ名前がないと不便なので当時のある従業員から取り敢えず「一等兵」という仮名を貰ったが、軍服の階級章が外れてしまっている為に記憶を取り戻さない限りは本当の階級がどうかは分からない。

お代については、彼が記憶を思い出すキッカケとなるキーワードや言動なるものがいくつか存在し、それを彼に向かって言ったり見せたり行ったりする事で過去の回想、走馬灯のようなものが見えるらしい。なお核心に近い従軍中の記憶であるほど思い出す際に痛みを伴う。
名前に関しては記憶を全て思い出さないと分からない仕組み。旅館内で黒田一郎という名前を聞いても特に何の反応も示さない。

次ページ→←※g