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容姿：
「うちの男」メーカー様にて。
真ん中分けにした黒の短髪に、細目ですっきりした顔立ち。これといった特徴がないのが特徴。
相手にボケツッコミをやらせてイマイチだった時にはちょうど画像のような何とも言えない表情を浮かべる。
少し前まで、入隊前運動部に入ってバリバリ鍛えていた訳でもなく自衛隊歴も浅い為に他の隊員と比べると細身で筋肉も少なかった為に周りから「もっと食え」だの「もっと鍛えろ」だの言われ、さらには奢りで飲食店巡りに連行され、筋トレに付き合わされ、戦闘で携SAMを持ち歩きまくった結果、ちょっぴり筋肉質に近づいた。
服装：作業服装。
私服もシンプルなものが多い。
特別な服装：常装、正装。
装備：迷彩服3型、88式鉄帽、防弾チョッキ３型、半長靴3型、弾帯
備考：決して裕福とは言えない家庭の、五人兄妹の長男に生まれる。父は優しい性格のサラリーマンであったが、但馬が高校一年生の時に勤め先が倒産し、父は性格が一変して酒とギャンブルに溺れて堕落し、母が稼ぎに出るという事になった。
その間但馬は高校生活を送る傍、兄弟の母代わりとなって世話をし、家事をこなしており、勿論部活等をしている場合ではない。大学の金なんて払えるわけがない。志望校も決まっていなかったので、進路希望にはあっさり「就職」と書いた。
しかし何処に就こうか。普通に考えるなら何処かの企業か。サラリーマンへの道。あの父親と同じ職業。いや、もっと安定した給料が欲しい。公務員＿＿。
父親が家を出て行った翌日。
学校帰り、そのまま夕飯を買いにスーパーへ向かう途中で、彼は一枚のポスターが壁に貼られているのを見た。自衛官候補生募集。
ここだ、と彼は直感した。
何としても此処に入らねばならない。兄妹をせめて高校には行かせてやりたい。
その思いを胸に彼は高校卒業後、自候生として教育隊の地獄を潜り抜け、特科で後期教育をすませた後、適性を見出され機甲歩兵部隊所属となった。
今後曹昇格試験を受けて定年まで自衛官を務めるかどうかは検討中。だがバディのロボットとの信頼関係が強まり、此処が金を稼ぐ為の場ではなく、自分の居場所だと感じられるようになったならば、彼は自衛隊に残る事を決めるだろう。
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