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翌日、火傷に骨折、打撲など満身創痍の状態で目覚めた。全治1、2ヶ月らしい。病室に置かれたテレビには昨日の火災の様子が映っており、「死者0名」のテロップを、永見はただ呆然と眺めていた。
しかしこの一号機と永見のマッチングから取れたデータは大いに研究を捗らせた。得られた成果は現在のロボット達を作る過程での参考にされ、「研究ほぼ成功」となった所で、機甲歩兵部隊が発足。
この部隊長兼ねて司令官に、原隊復帰して二佐となり別部隊の連隊長を務めていた永見が推薦され、本人の承諾により現在に至る。
普段からほのぼのしている柔和な神出鬼没のおじいちゃんだが、「ビルの4階から飛び降りて笑顔で平然と帰還した」とか「その笑顔を見るだけで恐怖のあまり泣き出す隊員が居た」等という信憑性に欠ける噂が他の部隊で流れている。これに関しては本人曰く「若い頃はブイブイ言わせてたなあ」と懐かしそうに微笑むばかりではぐらかしているが、火のないところに煙は立たぬ、どうやら昔と比べ大分丸くなったようだ。噂を信じるか信じないかは貴方次第。
同期や付き合いの長い部下の人なら何か知ってるかもしれない。
一号機と過ごす過程で「相手を知ろうとする事」をよく学ばされ、その経験は、「大人しい人には自分から疑問形を投げかけて意見を出させてあげる」、「積極的な人相手では聞き手に回り、話をよく聞いてやる」等隊員達とのコミュニケーションで役だっている。
また自分がはっきりと「絆」を感じた瞬間にバディを失ってしまった事から、隊員達にはロボット達と築いた絆を大切にして欲しいと思っている。
酒も煙草も嗜む事には嗜むが、本人曰く酒よりも抹茶とココアが好きとの事。
一人称：私、自分
二人称：君、貴方、○○(階級)、○○さん、○○君
バディの呼び方：ラトヴィッジ
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