【呪術廻戦】見えなくなった

見えない 11 ページ13

.









それにしても困ったものだ


友達と待ち合わせしてるなんて言った良いものの所詮はこの場から逃げるためについた嘘




このまま男二人と一緒に居た所で誰も助けなんて来るはずがないのだ




……え、普通に考えてやばくない？



腕を振りほどこうとしても相手は男。女である私と比べれば力の差は圧倒的に此方が不利だというわけであって……




こうなれば無理矢理にでも逃げるしかないな




『あの〜、本当に申し訳ないですけど友達を待っt「やぁ、お待たせ〜♪」グヘッ』



突然、背後に気配を感じたと同時に誰かの腕が私の肩に回されて後ろに引っ張られる。


その拍子に身体が後ろに傾くともう片方の腕が私の腰に回され後ろに引き寄せられた。




おい、誰だ


私の後ろにいる奴


あまりの衝撃に全然可愛いくない声を出してしまったではないか








「こんな所に居たんだ。僕ずーっと探してたのに」




頭上から声が聞こえたと同時に私の頭の中は一気に真っ白になった。




一人称や口調は少し違うが聞き覚えのある声にある男が思い浮かんだ




あぁ、最悪だ……



よりによってこんな所で




.




“五条悟”と再会するなんて……

見えない 12→←見えない 10

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す