蛇柱の継子はどうやら無口な様です。

弐拾伍 ページ27

Aside


ここは、どこ____________



｢...A、起きなさい。いつまで眠っているの。｣


この声は、お母さんの声...？


母｢こーら、A！起きなさい！｣


『おかあ、さん...お母さんっ！』


うっ...頭痛が止まらない...


息ができない...


『はぁ...はぁ...おか、あさん...』


母｢待っている人が居るんでしょ？


A。貴方はまだここに来ちゃだめよ。


命が尽きるまで大切な人のところにいるのよ。｣


『お母さん...守れなくてごめんね...』


母｢ちゃんとあなたの事見てるよ。


元気にやるのよ。｣


.



.



.



『グハッ...ゲホゲホ...』


須｢うわあああ、天元様しなないでえええ！！｣


『はぁ...はぁ...宇髄さ、ん、たん、じろく、ん


ぜんい、つくん、伊之助さ、、ん...』


鬼の頸斬ったんだ、


良かった、、


私、動けないや、、


小｢A！！｣


師範...？なんでここに...


『 はぁ...はぁ、しは、ん、どうしてここに...』


小｢お前が毒にやられたって聞いて、


居てもたってもいられなくなった。｣


そう言えば、毒の回りが無くなった...


小｢竈門禰豆子が血鬼術で毒を解かした。｣


禰豆子ちゃん、そんなこと出来るんだ...


みんな無事で良かった...


『しは、ん、私、身体が...何だか重くて...』


眠たいです...


小｢A！死ぬなよ！急いで蝶屋敷に


連れていってやるから！｣


師範の声が遠のいて


また夢の中に入っていった。

弐拾陸→←弐拾肆

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す