岩本さんチ。 3 (ページ32)

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122・涼太vsケンティおじさんページ32

Aside

風磨「おー、よしよし」

蓮「きゃはぁ！きゃはははっ♪」

『蓮ちゃんは風磨くんが好きみたいだね～♪』

風磨「蓮、俺の事好き？(笑)」

蓮「あうっ！！」

ゆきお「きゃんきゃんっ♪」

『んふふ♪

ゆきおも風磨くんが好きなのかな？(笑)』

今日は我が家にひーくんの弟・風磨くんが遊びに来てくれました

風磨くんが大好きな蓮ちゃんとゆきおは大喜びです♪

『あ、そういえば……』

私は時計をチラッと見る

…………丁度いい時間だ。

『風磨くん、私今からお庭の花壇にお水あげてくるから

蓮ちゃんの事見てもらっていい？』

風磨「いいけど……あぁ！家庭菜園やってるって前に言ってたね」

『あ、家庭菜園もだけど……

ちょっと前から涼太がバラを育ててるの♪

いつもこの位の時間にお水をあげてるんだ』

風磨「バッ……バラっ……？

涼太の奴、最近バカ兄貴に似てきてないか……？」

『そうなのよ……バラもね、お兄ちゃんが涼太に種をあげたのがきっかけで……;』

風磨「義姉さんに言うのは申し訳ねぇけど………バカ兄貴みたいにはなってほしくないな…;」

『同感よ…;

あ！よかったらバラ見てみない？最近咲いたのよ』

風磨「まぁ、バラと涼太に罪はないから…ちょっと見てみようかな」←(笑)

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-お庭-

風磨「おー……綺麗だねぇ」

『でしょ？』

風磨くんを連れてお庭へ……

お庭には涼太が前から育てていたバラの花がいっぱい咲いていた

その綺麗なバラの花壇をボーッと見ていたら…

風磨「……ん？」

『どうかした？』

風磨「いや、車が停る音が聞こえた…」

『車？』

風磨くんと一緒に家の門を見てみると……タクシーが停まっていた

そのタクシーから降りてきた人物は……

健人「どうもありがとう、お釣りはいらないよ(運転手に1万円を渡す)」

『お兄ちゃんっ！？』

風磨「バカ兄貴っ！！」

蓮「やあぁぁぁっ!!!!」

ゆきお「ギャンギャンっ!!!!」

健人「やぁ、愛しの妹よ。お出迎えかい？嬉しいなぁ(ﾆｺｯ)」

私の兄・中島健人だった……;

お兄ちゃん大嫌いな蓮ちゃんとゆきおは大荒れ状態←

『まーたアポ無しでやって来て……秘書の佐藤さんに一言言った？』

健人「おやおや風磨くん、君も来てたのか」

風磨「なんで俺が来るとアンタも来るんだよ……;」

つづく