俺 様 系 男 子 2【佐野玲於】

双子 ページ5

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_side 隼_


「あのね！今から行くカフェ超穴場なの！」


体育祭終わってからめっちゃルンルンなA笑


細い路地裏を入ってずっと歩いてると小さいアンティーク風のお店


west…だって。西？


玲於「ちっさ」


「佐野くん！」


隼「こんなとこよく見つけたね」


「たぬきちおじーちゃんに教えて貰ったの！」


あぁ、あの先生か…


ってなんで？！


玲於「いやいや、なんで？」


「この前なんかカフェオレの話で盛り上がっちゃってここのお店教えてくれた」


ｶﾗﾝｺﾛﾝ


今どきドア開けたらこんな音するとこあるんだ


『おぉ、Aちゃんいらっしゃい』


「おじーちゃんこんにちは！」


なんか微笑ましい笑


お爺ちゃんと孫。みたいな笑


にしても店主さんどっかで見た事ある顔


『その子達はAちゃんの友達かい？』


「うん！同じ学校の隼と佐野くん！」


『それはそれは…弟がいつもお世話になってます』


弟？


「あ、あのね言い忘れてたんだけどたぬきちおじーちゃんの双子のお兄さんらしいの」


あ、だからトロンとした喋り方とかそっくりなのね


理解理解


たぬきちおじーちゃんって西山先生だから…


その西からとってwestか


「おじーちゃんいつもの！」


玲於「常連かよ笑」


「常連さんだもん！私」


いつの間に…笑


『Aちゃんはいつものね、隼くんと…佐野くんはどうする？』


隼「あ、俺ブラックで！」


玲於「俺も」


「2人とも大人…」


隼「あれ？Aはまだ飲めないんだっけ？」


「苦いんだもん」


玲於「お子ちゃま〜」


「もう、2人して…ほんっとにおじーちゃんの美味しいから！もうね絶品。ほっぺた落ちちゃう」


話逸らしやがった笑


『おじーちゃん嬉しいなぁ』


「えへへ、よかったよかった！」


玲於「やばい、めっちゃ癒し笑」


隼「それな笑」


まじでこれYouTubeに癒し動画とかであげられるレベル


お爺ちゃんと孫みたいな題名で笑


_____
作者です


たぬきちおじーちゃん。覚えてますか？笑


忘れた頃に出てきます笑


続編のお気に入り登録と評価ありがとうございます！

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