二十九話「今僕にできることを」 ページ30
〜緑谷side〜
Aちゃんが家を飛び出していった後のこと・・・
我に返った僕は、急いでAちゃんを探さなきゃ・・・!と焦りを感じた
Aちゃんが吐血した
一概に吐血と言っても種類があるけど、どれも共通して大病のサインだ
早く・・・早く見つけて、病院に連れて行かないと・・・!
緑谷「(・・・でも、一体どこにAちゃんは・・・)」
爆豪「っ・・・あんのアホ!!!」
緑谷「！」
突然暴言を吐いたかと思ったら、かっちゃんは僕を押しのけていった
多分・・・いや、絶対Aちゃんを追いかけに行く気だ
緑谷「かっちゃん待って!!」
爆豪「うっせえ黙れ付いてくんな!」
緑谷「ひっ!」(汗
即答で否定された
正直怖い・・・
でも、今回ばかりは引き下がっちゃダメだ!
緑谷「ぼ、僕も行く!」
爆豪「・・・あぁ?」
かっちゃんのことだ
何の情報もなしにAちゃんを追いかけようなんて思うはずない
きっと、Aちゃんが向かう場所の検討がついてるに違いない
爆豪「てめェみてェな雑魚が付いてきたとこで、敵相手に一体何ができんだよ!」
緑谷「っ・・・分からない・・・でも!Aちゃんが大変な時に、自分には何もできないからって諦めて、何もしなくて、後々後悔するくらいなら!」
それに、Aちゃんは小さい頃から僕を助けてきてくれたんだ
なのに、僕は助けないなんてそんなの最低だ!
緑谷「かっちゃんの足を引っ張る様なことはしないから!お願いッ・・・!」
爆豪「!・・・・・・・・・・足引っ張りやがったらぶっ殺すぞ」
緑谷「!うんッ!」
僕は、先を走るかっちゃを見失わないよう死ぬ気でついていった←
最初は、一体どこに向かってるのか分からなかった
でも走り始めて数分後・・・
丁度、僕の体力がなくなりそうになったころだ
緑谷「(あ、あれ?この先って確か・・・)」
そう・・・・確かこの先には、僕がオールマイトと一緒に特訓している海浜公園があるはずだ
緑谷「か・・・かっちゃん、目的地って・・・」
爆豪「あ!?海浜公園に決まってんだろが!」
流石かっちゃん・・・こんなに走ってるのにあまり息切れてない(汗
でも・・・目的地がそこならオールマイトがいる!
少し、希望が見えた瞬間だった
・
・
でも、その後、僕は思い知った
こんなコミックのように、全てがハッピーな方向に進むことなんかない・・・ってことを
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時雨花*(プロフ) - 全くですよね。「こいつ空気読めねえのかよ全く」とか言われるのって心臓に突き刺さるものがありますもんね〜(-ω-) (2017年10月29日 23時) (
レス) id: ba0d1a5681 (このIDを非表示/違反報告)
哀流 - 受け付けの方お話が早いですねぇ！将来は空気が読める人になりたいです (2017年10月29日 23時) (レス) id: f3d50ceb36 (このIDを非表示/違反報告)
時雨花*(プロフ) - 夏休みなのに夏休みじゃない・・・・ (2017年8月1日 21時) (レス) id: ba0d1a5681 (このIDを非表示/違反報告)
時雨花*(プロフ) - 私は秘密の部屋が好きです!!あとコメントありがとうございます! (2017年4月19日 7時) (レス) id: ba0d1a5681 (このIDを非表示/違反報告)
汐(プロフ) - 某魔法少年にふおおお！！ってなりました((良いですよねぇ、私はアズカバンが一番好きです！この作品大好きです！夢主ちゃんがドストライク過ぎて...((更新楽しみにしてます！無理は為さらずにしてくださいね！ (2017年4月18日 0時) (レス) id: c3db11d6ec (このIDを非表示/違反報告)
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