FEARS. (いつ × まこ) ページ36
ー リクエスト ー
※ モブが出ます
.
_ 慎side
プリレジェメンバーの4人で帰っていたある日のこと。
" コツ …… コツ、 コツ … "
慎『………』
ヒールか革靴のような足音が、後ろから微かに聞こえた。
…………聞き覚えのある、気味の悪い音。
最近俺をつけてきてる奴だとすぐに分かった。
いつもは俺一人で帰っている時だけ来るのに、今日は違う。
北人さんに壱馬さん、そして恋人の樹さんまでいる。
ちらっと樹さんの方を見ると、いつも通りのポーカーフェイスで少し安心した。
安心したのも束の間、ストーカーの足音がどんどん近くなってきた気がした。
慎『え………』
恐怖で体が震えた。
樹さんに助けを求めようとするも、中々声が出てこない。
やっとの思いで出てきた言葉は、偽りの言葉だった。
慎『…す、すみません…っ、事務所に忘れ物してきたみたいで…』
樹『大丈夫?俺も一緒に取りに行こうか?』
慎『だ、大丈夫です…!先に帰っててください。
壱馬さん、北人さん、お疲れ様でした!』
そう言い捨て、歩いてきた道を戻った。
____後にあんな目に遭うなんて知らずに。
_樹side
まこっちゃんが行ったあと、俺達はその場で帰ってくるのを待っていた。
北人『どうしよう…っ、呼び止める前に行っちゃった…』
壱馬『ほくのせいじゃないで。
……やっぱり俺らも戻ろう。慎が危ない。』
北人さんが今にでも泣きそうな顔をしているため、2人の話していることがただ事では無い事に気づいた。
樹『あの…どうしたんですか?』
壱馬『………もしかして、樹…何も聞いてない…?』
樹『…?はい…』
壱馬『…っ、慎な、最近変なファンからファンレター来たり、ストーカーされとるらしくて。』
樹『は………?』
なんでそんな大事なこと………っ、
さっき忘れ物してきただけなのに、やけに震えていたのはこのせいか……。
今おかれている状況に気づき、嫌な予感がして
事務所に向かった。
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いちごあめ.(プロフ) - すずまるさん» 嬉しいです泣! (2020年11月12日 7時) (レス) id: f93e8e8aba (このIDを非表示/違反報告)
すずまる(プロフ) - ゆせそた最高でした!! (2020年11月12日 1時) (レス) id: 32ac69c80c (このIDを非表示/違反報告)
いちごあめ.(プロフ) - すずまるさん» リクエストありがとうございます!頑張ります! (2020年11月11日 16時) (レス) id: f93e8e8aba (このIDを非表示/違反報告)
いちごあめ.(プロフ) - ゆせそた!!私も大好きなので頑張ります!ありがとうございます!! (2020年11月11日 16時) (レス) id: f93e8e8aba (このIDを非表示/違反報告)
いちごあめ.(プロフ) - れなさん» 了解です! (2020年11月11日 16時) (レス) id: f93e8e8aba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちごあめ. | 作成日時:2020年7月14日 19時