甘いバニラが溶ける前に second【平野紫耀】

▽2日目 ページ34

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朝起きると紫耀くんの顔がめちゃくちゃドアップにあって

あ、そういえば旅行に来てたんだ...と思い出す



まだ朝食まで時間があるので起こさずに静かに着替えることにした



するとムクっと紫耀くんが起きて

「お散歩、行こ」と言ってきてお散歩することに



『んー！！すごい気持ちいい！！』


紫耀「そうやね〜 てかAやっぱすっぴんでも可愛い〜」



確かに私、今すっぴんだ！！え、ちょっと恥ずかしかも...


んーでも見られたことあるっちゃあるしなあ...



『そう？ありがとう でも紫耀くんのほーが整ってるしかっこいい』


紫耀「...！またそういうことをすぐ言う...あ、あのベンチ座ろ〜」


『え、ちょっとまっ、！』



いきなり走り出す紫耀くんに手を引かれて私もなんとかベンチに


海が日差しに照らされてキラキラしていて凄く綺麗



紫耀「俺さ、ほんとにAと出会えてよかった 今こうやって隣で笑ってくれるのがAで嬉しい」


『...私もあの時紫耀くんと出会えたことを奇跡に思ってるよ』


紫耀「奇跡じゃなくて運命やで？」



おほぉ...(感嘆) もうほんとに日に日に王子様度が上がってる...



そのあとはもう少しだけぶらぶらして朝食の時間に間に合うようにホテルに戻った

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