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家庭教師は鈍感さん？ 玲於 ページ1
今日は家庭教師がある日
私はすごく楽しみにしていた
なんでかって？
そりゃあ先生のことが 好きだから
でも先生は全然気づいてくれない
今日だって...
「先生って彼女いるの？」
「いないよー
いたら家庭教師なんてやってないし」
「じゃあ私が彼女になってあげよう！」
「はいはい、で？問題は解けたの？」
やっぱり、、
私本気で言ってるのにすぐ流される
結構言うのに勇気出してるんだよ？
「...先生は、クリスマス誰と過ごすの？」
「誰って、彼女に決まってるじゃん！」
「え？彼女いないってさっき...」
「何言ってるの、Aがなってくれるんでしょ？俺の彼女に」
一瞬信じて嬉しくなったけど、
よく考えれば先生は冗談だと思ってノッてくれたんだ
やっぱり高校1年生の私が、先生と付き合えるわけないよね
なんか、悲しくなってきちゃったなぁ
「何勘違いしてんだよー
今まで好きとか言われても気づかないフリしてたけど
本当はAのこと大好きだよ？」
「それ、、ほんとう？」
「うん、だからさ
俺と付き合ってくれませんか？」
私の彼氏は、鈍感だったはずの家庭教師です
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作者名：ふらわーー | 作成日時：2017年12月10日 16時
