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小太郎「A!銀時と高杉が1本打ち合うそうだ!Aも来るか?」


貴方「え!ほんと?いくいくー!


松陽先生!一緒に行きませんかー?」


松陽「ごめんなさいA、テストの問題を作らなくてはいけないので。小太郎と行ってきなさい」


貴方「そっかぁー、先生お仕事忙しいもんね!
じゃあ行ってきます!」



松陽「はい、行ってらっしゃい」



__________



2人が向かい合って並ぶ
刀を構える2人はいつもと違って…すこし、かっこいい


銀時「ちっとは上手くなったかァ?」



晋助「それは、今からその目で確かめろ」




そんなふたりのやりとり。
いつもは憎まれ口を叩く銀ちゃんだけど、

なんだかんだいっていつも2人のことを応援する




が、しかし。


バチッと銀ちゃん目が合う
するとべーっと舌を出してした


ムカッ


その顔にふと朝の銀ちゃんとのやり取りを思い出し今日は晋ちゃん応援隊になろうと決意。


貴方「がんばれ晋ちゃん!!」


バチ!バン!ドカッ



竹刀の打ち合う音が道場に響く




さっきとは裏腹に銀ちゃんの真剣な顔に息を呑む


あぁ、また銀ちゃんが優勢だ


やっぱ、強いなぁ




小太郎「そこまで! 銀時の勝ちだ」


激しい打ち合いに二人とも頬を少し擦りむいている




無意識に近くにいた晋ちゃんにかけよる



貴方「晋ちゃん、大丈夫??今絆創膏貼るね!」




晋助「あぁ、すまねぇ」



ペタッ


貴方「うん!これでよし!………って銀ちゃは?」



小太郎「銀時ならすぐに出て行ったぞ
Aが高杉の元に一目散に行ったのことにヤキモチでも妬いたのだろう(笑)」

貴方「ヤキモチじゃなくて私に手当されたくないだけだよーもうっ」



私だって鬼じゃない。ケガしてるなら助けたい
それなのにあいつは…

まっ、ほっとけないし追いかけるけど!



小太郎「銀時も苦労するな(笑)


なぁ、高杉」



晋助「そーだな、あの鈍感お姫様にゃァかなわねェ」


そんなふたりの話は聞こえないまま、私は銀ちゃんのあとを追いかけた

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作者名:桜羽 | 作成日時:2018年11月24日 0時

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