通学路に現れた小さな姿の大きな脅威 ページ11
のあ&シヴァ&(じゃぱぱ)side
住宅街が建ち並ぶ中、何度も見かける通学路の文字。
どうやら、学校の近くを歩いているようだ。
じゃぱ「すぅ…すぅ……」
シヴァ「しかしよく眠ってるなぁ、じゃぱさん。今ようやく熟睡って感じ？」
のあ「少し…後悔してます。じゃぱぱさんにリビングで寝てくださいって言ったことを」
自分の背中で眠っているじゃぱぱから、しょんぼりしているのあに視線を移すシヴァ。
シヴァ「だいじょ〜ぶだよ〜。じゃぱさんってそんなやわじゃないっしょ？今は眠ってるけど、起きたらいつも通りだって」
のあ「うう…。そうですね、ありがとうございます。次からはじゃぱぱさんには、私とAさんの寝ているベッドの横の床にお布団敷いて寝て頂きますねっ」
シヴァ「うん、それがいいよ……ん？あくまでじゃぱさんは床な訳ね？w」
のあ「そこは譲れませんっ」
話しながら、通学路を歩いているとランドセルを背負った男の子たちが寄ってきた。
男子A「あ〜！お兄ちゃん、大人なのにおんぶされてる〜！」
男子B「かっちょわりぃ〜〜！」
やーい、と囃し立てる男の子たち。
のあ「今って通学の時間のなんですかね？」
シヴァ「そうみたいね」
男子達「やーいやーい！きゃはははっ」
のあ「あのね、このお兄ちゃn…」
女子「こらーー！！」
男子達「うげっ！！」
のあは、じゃぱぱを嘲笑う男の子たちに目線を合わせるためにしゃがんで話そうとしたが、女の子の声によって遮られた。
女子「もう！あんたたちは〜〜！！迷惑かけたらだめでしょぉ！ほら、学校行くわよっ！」
男子A「分かったよ…」
男子B「仕方ねえなー」
シヴァ&のあ「(女の子つよっ…)」
その様子を見守っていると賑やかな声とは裏腹に、ふと小さく聞こえてきた子供の声。
男子「だーるまさんがぁ…」
のあ「え…！？」
シヴァ「ｯ……！！」
あまりに聞き覚えのある言葉に体を強ばらせ、呪いのような言葉を言いきる前に、瞬時に後ろを振り返った。
そこには、たっつんだるまではなく、だるまのお面を付けた男子小学生の姿があった。
男子「こーろんだっ。ひひっ…♪」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 77人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミナギ(プロフ) - 面白いと言って頂けて幸せです〜！( ◜‿◝ )♡次のお話も、もうすぐ投稿しますので良ければ是非、見に来てくださいね！ (2022年7月27日 17時) (
レス) id: 7046aa38a1 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメ - うわわ面白いです。早く次の話が見たいよー。 (2022年7月27日 8時) (レス) @page32 id: 9018a5d207 (このIDを非表示/違反報告)
ミナギ(プロフ) - ストロベリータルトさん» コメントありがとうございます〜!応援、とっても力になります！かっこいいからぴちの皆さんを想像して書いていこうと思っていますので、また良ければ見に来てくださいね(*´ω｀*)頑張るぞ〜！ (2022年7月16日 23時) (レス) id: bcd12481d8 (このIDを非表示/違反報告)
ストロベリータルト(プロフ) - 初コメ失礼します！いつも拝見させて頂いております！これからも頑張って下さい！応援してます( o≧д≦)oﾌｧｲﾄｰ!! (2022年7月16日 22時) (レス) @page28 id: 6f84096ecb (このIDを非表示/違反報告)
ミナギ(プロフ) - kakaokuunn?@とうりすさん» ありがとうございます！亀更新ですが、また見に来て頂けたら嬉しいです(*´ω｀*)宜しくお願いします！ (2022年5月22日 18時) (レス) @page21 id: bcd12481d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ミナギ | 作成日時：2022年1月14日 1時
