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「ヌナ、今日バイト？」
『ううん、ないよ？うちでご飯食べる？』
「いいの？」
『ヌナとご飯食べたい？』
「………………食べたいよ」
『ふふ、素直。』
からかうような顔で覗き込んでくるヌナに悔しくなるけど、
その目に捕まると、素直になるしかなくなる。
並んで歩いてると、自然にぶつかる手。
それだけで大袈裟に心臓が跳ねるのに、
あ、ごめん、爪刺しちゃったかも。って、僕の手をとってさすってくるヌナ。
近いなあ、と思う。
幼馴染で、家が隣で、今もこうして並んで歩いてて、ただ、物理的に。
でも、僕が感じているこの気持ちのズレは、確かにあって。
僕がヌナに抱いているそれと、
ヌナが僕に抱いてるそれは、
今の時点で明らかに同じものでないのは、わかってる。
こんなに近いのに、遠い。
「結構汗かいたし、シャワーしたら行くね。」
『あ、じゃあ私も先にシャワーしたいな。そのほうが楽かも。』
「じゃあ、ヌナが良くなったら連絡して。待ってるから、ゆっくりでいいよ。」
『わかった。後でね、ぐう。』
いつのまにかアパートで、
部屋の前で別れて。
隣同士のドアにそれぞれ消える。
しばらくしてヌナからのカトクの通知を確認し、お隣のインターホンを鳴らす。
バタバタと音がして、はーい。と出て来たその人は。
「…………っヌナ！」
外を一瞬気にして、慌てて家の中に彼女を押し込める。
ショートパンツに、薄いキャミソール一枚。
焦ってる僕の意図が読めてないようで、目を真ん丸くしている。
『っなに？外に変な人でもいた？』
もう、また。
本当に油断ならない。
「あのさ、ヌナ……。自覚してよ、女の子なんだから。そんな薄着で出てこないで。さっきだって…」
『……？』
困惑した表情と、上気した赤いほっぺ。
焦って掴んでしまった肩は、まだシャワーの熱を引きづった、熱い素肌。
…ああもう。
「…とりあえず、上、何か着て…？」
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salt(プロフ) - さくらさん» 最高だなんて、、嬉しいです。 コメントありがとうございます(泣) 近々少しずつですが更新しますね(*´ `*) (2018年8月27日 15時) (
レス) id: 6a7ebef088 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - う、うわあああ ぐくやばいです最高です、、更新楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2018年8月26日 12時) (レス) id: 4f509fd02c (このIDを非表示/違反報告)
salt(プロフ) - kimnaaさん» コメントありがとうございます！ 可愛いぐうちゃんが書けてますでしょうか…！ 応援のお言葉とってもうれしいです(泣) (2018年8月16日 14時) (レス) id: 6a7ebef088 (このIDを非表示/違反報告)
kimnaa(プロフ) - ぐぅちゃん可愛いですヽ(；▽；)展開が面白くて一気に読ませて頂きました！更新楽しみにしてますヽ(；▽；)ぐぅちゃん頑張れ〜〜 (2018年8月16日 7時) (レス) id: 36d5fb4cd3 (このIDを非表示/違反報告)
salt(プロフ) - みっきーさん» コメントありがとうございます！ これからグクに頑張ってもらおうと思います！ 是非応援お願いします(*´`*) (2018年8月16日 1時) (レス) id: 6a7ebef088 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：salt | 作成日時：2018年7月16日 1時
