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３人で食器を片付け、テレビを見て、って過ごしてたら夜も深くなってきて。
「俺、明日一限からじゃん！」
しかも課題やってない、と焦って立ち上がったヒョンを、ヌナと玄関までお見送りする。
『おやすみ、テヒョン。またおいでね。』
「ありがとA。」
ヌナの頭をぽんぽん、と撫でて、
「おまえもはやく帰りなよ？」
僕の顎をちょんっと下から小突いて
ヒョンは自分の部屋に帰っていった。
「…ヌナ、僕もそろそろ、」
やっと2人きりになれて、まだ一緒にいたいけど。
『ぐう、帰っちゃうの？』
「…え、」
『ヌナ、どうせまだ寝ないし。もう少しいいよ？』
それとなくヒョンに釘を刺された気になってたけど、あっさり引っこ抜かれた。
そんな寂しそうな顔して、と
ヌナは笑って僕の頰を両手で挟んで。
嬉しい反面、また甘やかすようにされ、複雑な感じ。
いつも僕は、ヌナにこうされてばっかりだ。
『ぐう？』
黙ってる僕に不思議そうな声を上げるヌナの頭に手を伸ばす。
何回か撫でて、その綺麗な黒髪を梳いた。
いつもこんな風にヌナに触れたりしないけど、今日の僕はどうやらあのヒョンに触発されたみたいだ。
それでもヌナは、どうしたの？って笑ってる。
昔より随分低い位置にある顔が、澄んだ瞳が、僕を見上げてる。
「…ずるい、ヌナ」
吸い寄せられるように、ヌナの唇に手が伸びた。
親指がそこに到達したとき、
想像以上に熱くて、
柔らかくてリアルな感触に息を呑む。
…ああ、やばい。
もっともっと、触れたくなる。
『ね、ぐう、………っわ』
細い肩を引き寄せ、僕の腕に閉じ込めた。
あまりにも衝動的で。多分ヌナより自分のほうがびっくりしてて。
僕の気なんて知らないヌナは、そのまま背中に手を回してトントンしてくる。
「………あー、ヌナ、やっぱりもう帰るね？ 僕も手つけてない課題あった。」
『え、あ、うん。 わかったけど、』
「うん、おやすみなさい。」
なんとかヌナを腕から解放して、逃げるように部屋から出た。
すぐ隣の自分の部屋に戻ってドアが閉まった瞬間、またしても盛大にため息。
「危ない………」
あれ以上くっついてたら、どうにかなりそうだった。
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salt(プロフ) - さくらさん» 最高だなんて、、嬉しいです。 コメントありがとうございます(泣) 近々少しずつですが更新しますね(*´ `*) (2018年8月27日 15時) (
レス) id: 6a7ebef088 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - う、うわあああ ぐくやばいです最高です、、更新楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2018年8月26日 12時) (レス) id: 4f509fd02c (このIDを非表示/違反報告)
salt(プロフ) - kimnaaさん» コメントありがとうございます！ 可愛いぐうちゃんが書けてますでしょうか…！ 応援のお言葉とってもうれしいです(泣) (2018年8月16日 14時) (レス) id: 6a7ebef088 (このIDを非表示/違反報告)
kimnaa(プロフ) - ぐぅちゃん可愛いですヽ(；▽；)展開が面白くて一気に読ませて頂きました！更新楽しみにしてますヽ(；▽；)ぐぅちゃん頑張れ〜〜 (2018年8月16日 7時) (レス) id: 36d5fb4cd3 (このIDを非表示/違反報告)
salt(プロフ) - みっきーさん» コメントありがとうございます！ これからグクに頑張ってもらおうと思います！ 是非応援お願いします(*´`*) (2018年8月16日 1時) (レス) id: 6a7ebef088 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：salt | 作成日時：2018年7月16日 1時
