第二章 微睡み ページ2
ざわめく広間では、皆が不安に襲われている様子で、泣いている人もいた。
「こんな所、出てやる！！！！」
と、大きな声で男性が怒鳴り玄関への扉に手を掛けようとした。
その時だった。
パァン！！！！！！と、大きな音が響いた。
そして女性の甲高い悲鳴が広間を埋めた。
男性は、赤い何かの上に倒れていた。
そして、侍女の手には拳銃が握られていた。
「この館から出ることは一切禁じます。もし出ようものならば、失格とみなし、すぐに処理します。」
そう、侍女が淡々と告げた次の瞬間、広間の真上にでかでかと飾られていたシャンデリアが落ちてきた。
広間はあっという間に混乱の渦。そして広間の真ん中に落ちたシャンデリアは光を反射しながら、赤に染まっていた。
周りではキャーキャーと悲鳴が煩かった。
「それでは皆様、一度休憩となります。幕が下がりましたら各自、自室で休むようにしてください。」
侍女がそう告げた途端、部屋の壁の一部から何かが流れ出した。
部屋が煙たくなり、皆が咳き込み始めた頃、誰かが倒れた。
それに続くように次々と倒れていく人達。
ただ僕は朦朧とする意識の中、重い瞼を閉じ倒れた。
周りの音がじんわりと響く中、僕らは微睡んだ。
続く
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腐り変人マスク - 歪の館で検索していただくと出ると思いますので、よければ見てやってください (2018年12月8日 15時) (
レス) id: b5a988937a (このIDを非表示/違反報告)
腐り変人マスク - なので新しく作らせていただいたことを報告しに参りました。 (2018年12月8日 15時) (レス) id: b5a988937a (このIDを非表示/違反報告)
腐り変人マスク - お久しぶりです、作者です。久しぶりに更新しようとしたらパスワードがわからなくて編集できない状態です。 (2018年12月8日 15時) (レス) id: b5a988937a (このIDを非表示/違反報告)
腐り変人マスク - おっと、リンクは貼っても意味なさそうだな (2018年12月8日 15時) (レス) id: b5a988937a (このIDを非表示/違反報告)
腐り変人マスク - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/ibitunoyakata/ (2018年12月8日 15時) (レス) id: b5a988937a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：腐り変人マスク | 作成日時：2018年8月16日 18時
