侍の国で鬼達と暮らします(三)【鬼滅の刃】【銀魂】

百四十：傷の手当をして自分はダメージくらってる ページ4

西郷「てる彦ォォ!!何があったの〜、こんな大怪我して！病院よ！早く病院に行かなきゃ。赤ひげよ！赤ひげを呼んでェェ!!」

銀時「青ひげなら一杯いますけどね」

西郷「てめーらなんてお呼びじゃねーんだよ！消えろ！」


『今手当してんでしょーが！静かにしてよ…』



呼び戻された私は、てる彦君という男の子が作った傷を手当しながら西郷の叫びを顔を顰めながら聞いていた。


その一方で無惨は離れたところで水を飲んでいる。ただひたすら水を、黄昏ながら。



てる彦「大丈夫だよ父ちゃん、擦り傷…ぐほっ」


西郷「父ちゃんじゃねェ母ちゃんと呼べェェ!!」


『手当してるっつってんだろーが、余計な仕事増やしてんじゃねーぞ』



手当している最中に胸ぐら掴んで引き上げるもんだからさすがの私も、我慢できんぞ。


余計な仕事増やすな、私は一刻も早く帰りたいんだよ


つーかお前の子供かよ!!!



西郷「てる彦、アンタ最近いつも怪我して帰ってくるじゃない。一体塾で何やってるの？何か隠してるだろ」

てる彦「しっ、心配しないでよ母ちゃん。帰りに友達とチャンバラごっこしてるだけだから。じゃ、僕遊びに行ってくる」

西郷「ちょっ、待ちなさい！てる彦ォォ！」



無惨「…………何か隠してるな」


『まぁ、あの様子は…ねぇ？』



近づいてきた無惨がポツリとそんなことをこぼした。


親が特殊だと虐められることもあるだろう…父親が……ん???



『あれ？あの子って西郷さんが産んだの？それとも別の人？あれ???』


無惨「…………落ち着け」

百四十一：親を思う子→←百三十九：呼び戻し料とるぞ

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