侍の国で鬼達と暮らします(三)【鬼滅の刃】【銀魂】

百五十六：女達のプロレスって怖い ページ23

司会者「赤コーナー！主婦業に嫌気がさし〜、結婚生活を捨て戦場に居場所を見つけた女〜、鬼子母神春菜ァァ!!青コーナー！人気アイドルからスキャンダルを経て、殴り屋に転身！『でも私！歌うことは止めません!!』闘う歌姫！ダイナマイトお通ぅぅ!!」


『何これ』



貴重な薬屋の定休日の日、万事屋組が家に押しかけてきたと思ったら神楽ちゃんに引っ張られて連れてこられた先は『大江戸女傑選手権大会』という謎の大会。

付き添いで来ていた猗窩座と童磨も口を開けている。



銀時「1人でも常識人が欲しくて」

『巻き込んでんじゃねぇよボケナス、私らに何をしろというのか』


寺門通親衛隊｢｢お通ちゃァァァん行けェェェェェ!!｣｣



行っちゃダメでしょ戻ってこい。



童磨「あれ止まった方がいいんじゃないの、あの娘はテレビでたまに見るけどあれ変な方向に行っている気がする」

新八「お通ちゃんは歌って闘うアイドルに転向したんです！」



寺門通親衛隊、何でもありかよ。何でも適応できちゃう系かよ、お前達は結局お通だったら何でも許せるんだな。



童磨「ねぇ、あれもはや物で殴ってるけどいいの？」

猗窩座「良くない、良い訳がないだろう」


『あの子不幸になりそうな顔してるからね……テレビでちょこちょこ見てるけどちょっと心配』

銀時「その点、神楽お前は終生ちゃらんぽらんの相が出てるよ。良かったな」

猗窩座「…………」


神楽「えー、夢とはいかなるものか。持っていても辛いし無くても悲しい。しかし、そんな茨の道さえ己の拳で切り開こうとするお前の姿…感動したぞォォ!!」



何やってんだよもう意味わかんない。



『はぁ…もう帰っていい？』

銀時「ヤバいよ。俺知らない、俺知らないよ」

新八「僕も知らないよ、アンタのしつけが悪いからあんなんなるんでしょーが」

銀時「何言ってんの？子供の性格って3歳までに決まるらしーよ。てな訳であとの事よろしく3人」


『ふざけるな!!!お前さてはなんかあった時、責任転嫁するために呼んだな!?』

猗窩座「締めて来る」



私たちに面倒を押し付けて退散する2人の背中に怒鳴り、締めに行こうとする猗窩座。そんな中童磨が「あっ」と声を上げたことで、その視線の先にあるものに目を向ける。


沖田「何やってんだァァ！引っ込めェェチャイナ娘ェ！目ェ潰せ目ェ潰せ！春菜ァァ！何やってんだァ何のために主婦やめたんだ！刺激が欲しかったんじゃないの!?」


童磨「ハハハ、もう帰ろうよ」←

『同意』

百五十七：趣向がおかしい人は大抵変な奴→←百五十五：松茸は美味しいけど高い。

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