【銀魂】左 遷 さ れ ま し た 。

八飛び ページ10

『真選組屯所』


遂に来てしまった


今日私の命日かもしれない(白目)


そそくさと車から降りるジジイ長官を横目に私は助手席で足をプラプラさせていた。


いや、だって降りたくねぇし。降りたらそこはもう地獄でした〜なんてシャレになんないぞ。人混みめっちゃヤバくてお陀仏しちまいました、南無阿弥陀仏〜とか巫山戯んな、だからな？



「おーい…お前ェはいつまでそこに居る気だァ？さっさと出てきやがれェ」

『嫌だ、私はここで一生を終えるんだ。運転手君、そのまま屯所に突っ込め』

「馬鹿言ってんじゃねェ〜。おじさん昨日も車壊しちまってよォ…これ以上壊そうとすんじゃねェよォ」



何が如何してそうなった???


馬鹿だろコイツ、みたいな目でジジイ長官を凝視してたら「察しろ」言われた。


いや、察せるか。天導衆ん所に行くだけでなぜ車が壊れる。流石だなぁ、破壊神。異名の破壊神は伊達じゃないなぁ。

……じゃねぇよ、また余計な出費増えてんじゃねーか!!


これからは歩きで行け、歩きで!!!


ジジイ長官にぶつける勢いで、ドアを開くも躱されて頭引っ叩かれた。……ﾁｯ。



『あーあー、如何にもな門構え…今ならここで死ねる』

「死んだら脳天ぶち抜くぞ」

『意味わからん、死んだらぶち抜けないから』



死んだ人間二重にあの世送りしてどうするんや。全くの無意味だし意味がわからない。


そして私は抵抗する間も無く、上着の首根っこを掴まれ屯所まで引っ張られそうになったから相手に腹パンして自分で歩き始める。


もうここまで来たら腹括ってやるよ、上等だ、かかってこいコノヤロー！

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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西 - この方角に福があるはずです

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