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Aの独白
「Aはすごいね！なんでもなれるよ！」
「やっぱり俺の子は違うな！鼻が高いぜ！！」
両親との1番良い思い出は、頭を撫でて褒めてもらったこと。
どんなに苦しくても暖かったあの手の感触だけは忘れられなかった。
僕の家では、現代のほとんどの人が持ってる個性については、教えられてなかった。
その代わり、外には変な力を持ってる化け物がいるから、出ちゃいけないと教えられていた。
雨が降りそうな曇り空の日
部屋で遊んでるときに感じた体の内側から何かが湧き出てくるような感覚
体の異変に混乱して助けを呼んだ。
顔を真っ青にして来た父と母は「なんで、どうして、そんなはずない」と混乱していた。
父は僕を押し入れに閉じ込めた。
「気持ち悪い、お前の顔はもう見たくない」
今まで聞いたことのない冷たい声だった。
突然の否定。何が起こったのかわからなかった。
真っ暗闇の中、考えた。
でも、考えなくてもわかってた。認めたくなかっただけだった。
僕が化け物になってしまったことを
個性が発現した後は、地獄だった。
視界に僕が入れば、母は叫び、父には殴られる。
夜には２人で喧嘩をしてた。
僕の幸せな時間を壊したのは個性だった。
僕がこんな力持ってなかったら
何回考えたかわからない
この力が突然消えてくれるかもしれない。消えたらまた幸せになれる
その希望だけで毎日生きてた。部屋の端で息をひそめながら
イレイザーに保護された日は、父の機嫌が特に悪かった。
「お前に食わせる飯はないんだよ！出ていけ！」と家から放り出された。
今だから言える
あの時僕は、家から離れるべきではなかった。
だって、僕は初めての外の世界で希望をへし折られるから
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みかん(プロフ) - Ray@二次元LOVEさん» ご指摘ありがとうございます！気づいてなかったので、本当にありがとうございます！すぐに直します！！ (11月21日 20時) (
レス) id: d6be698937 (このIDを非表示/違反報告)
Ray@二次元LOVE(プロフ) - コメント失礼します。いつも作品を楽しませて貰ってます。8の「4歳から10年」と「10歳の割に」の部分に時間のズレが発生しています。余計なお世話とも思ったのですが、素晴らしい作品なのに勿体ないなぁと思いご報告させて頂きました。更新楽しみにしています。 (11月21日 0時) (レス) @page8 id: 0909fd7c4f (このIDを非表示/違反報告)
(ー∀ー)♪ - 更新頑張ってください続き気になります (2023年1月24日 22時) (レス) @page21 id: 0d525184d4 (このIDを非表示/違反報告)
(ー∀ー)♪ - 続き気になります更新楽しみぬしてます(^∀^) (2023年1月24日 22時) (レス) @page21 id: 0d525184d4 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ (2022年12月2日 0時) (レス) @page18 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2020年5月9日 14時
