俺のターンだ ページ35
お星様が赤色に！！キエエーッありがとうございます！！
そしてここからかっちゃんのターン！！
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そんな陰で貧乏揺すりをしながらイラついている
と、Aは俺の机まで駆け寄ってそれに両手を着いた。
Aとの距離が少し近いことに胸が轟く。それで少し顔を赤くしながら？マークを浮かべていると、そいつは口を開いた。
「なあ、しばらく爆豪と一緒にいていい？」
そう言って苦笑いを浮かべた。
俺はそれを聞いて目を見開いた。監視カメラでデクの野郎と仲直りしたことを知っているからだ。
Aは「言い方が少しおかしかったな、常に一緒に行動させてくれ、頼む！！」と、必死に手を合わせてお願いしてくる。
＿＿＿もしかして、俺のことが好きだから？
心臓の音が異様に亢進して顔も嬉しさのあまりに歪む。
「っふふ…」
思わず笑い声も堪えられなくて出てしまった。そんな俺をAは目をパチクリしながら見つめる。
「…ば、爆豪？どうした？？」
「…なんもねぇよ。ただ、ほんとてめぇは俺のことが好きだなぁって」
しばらく目を丸くした後、Aの顔が徐々に赤く染まって茹でたこみたいに真っ赤になった。
それを見て思った。この反応、脈アリだろ。
「は、はぁあ！？別にお前みたいな爆発野郎好きじゃねぇし！」
「なあ、今日俺ん家来いよ」
「おい無視すんな！…ってえ？今俺ん家来いよって…」
小学校の頃までしか遊んでなかったからだろう。Aはその誘いに再び目を見開かせて驚いていた。
そのままはいかYESかの答えを黙って待っていると、突然扉が開いた音がした。
「あらー！まさかの二人きりでしたかあらヤダー！」
扉へと目を向けるとそこには口に手を当てて俺らを馬鹿にしている様子のアホ面がいた。隣にはなんとデクもいた。
デクは誰とでも笑顔で接する奴だ。アホ面はコミュ力がなんだかんだで高ぇから、一緒に楽しくお喋りしながらここまで来たはずだ。でも今のデクは憎悪に満ちた顔をしていた。
恐らく俺と二人きりだったということにデクは気分を悪くしたのだろう。ざまぁみろ。
「あ？そうだ邪魔すんじゃねぇ」
「いや別にそんな関係じゃないから！！」
目を飛び出しているAを目線に入れながら、立ち上がって椅子を丁寧にしまってからAに近づく。ちなみにそれに対してAは目を見開くのと共にオロオロし始めた。そしてわざとAの肩にぶつかってこう耳元で呟いた。「ぜってぇ来いよ。来なきゃぶち殺す」と。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 410人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ななな - やっばい。ヤンデレ可愛すぎかよおおおおおおお！！更新停止中かよおおおおおお(泣) (2019年9月12日 20時) (
レス) id: eb9d7d52b6 (このIDを非表示/違反報告)
しいたけ - やばいヤンデレデク無茶苦茶タイプ (2019年8月23日 14時) (レス) id: 76efca60e0 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 最高です！これからも更新頑張ってください！ (2019年6月14日 19時) (レス) id: 57d4f6c443 (このIDを非表示/違反報告)
(･ω･)(プロフ) - ゼロさん» まあ、これからまたどういう展開になっていくのかをぜひお楽しみくださいー！ (2019年5月25日 23時) (レス) id: 40f7b4a37b (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ(プロフ) - な、なんだってー！ (2019年5月23日 16時) (レス) id: 75173a0bdb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：(・ω・) | 作成日時：2019年4月6日 23時
