ついに地球滅ぶか ページ13
「あー！緊張するなぁ出久！」
「そうだね…でも君まったく緊張してる様子なくない？」
そう話しながら今向かっているのは1のAという教室である。
…雄英高校のな。今日からついに高校生デビューなんだやっほぉい。
「まあまあいいんだよ！とにかく…最初のクラスが出久と一緒でよかったよ」
そう言って出久に微笑む。しばらく目を見開いていた出久だったがあとから妖艶な笑みを浮かべ、
「…そうだね。これからもずっと、よろしくね」
「えっ…あっうん！？」
体をビクリと飛び上げて、顔を赤らめながら俺は答えた。
てか妖艶な笑みって…何考えてんだ俺。てか出久もこんな表情するのかよ。
俯きながら困惑していると、出久が「あっ」と声をあげた。
「A、あの教室じゃない？」
「…んん？そ、そうだな！1のAって書いてあるし！」
さっきの出久の笑みをなるべく思い出さないように、そして平常心を保ちながら答える。
出久は呑気に「かっちゃんとメガネの人いなければいいな〜」なんて言ったりしていた。おいふざけんなよこっちの気も知らないで。
…とにかくさっきの事は忘れよう。と気持ちを切り替えてドアに手をかける。
「…開けるぞ？」
「う、うん」
巨大なドアを横にひく。するとそこには…
爆豪と前の入試の時のメガネが言い争っていた。
「…ねえA、どうする？」
「…指定された席に座ろうぜ。うん」
そして席に向かおうとしたその時だ。爆豪とバッチし目が合ってしまった。
…すぐ俺から目を逸らしたが。まあ何も突っかかってはこないはず。
「おい、A」
「あっえ！？」
うそーん。すげえ威圧感を出しながらこっち向かって来てるじゃんけ。
その威圧感に足がすくんで動けなかった。
「なっ、君…まだ話の途中だぞ！？」
「うっせークソメガネ。モブは黙っとけ」
メガネはその爆豪の暴言に呆れたのか何も言わなくなってしまった。おい嘘だろ。頼むからなんとかこいつを阻止してくれよぉ…！
なんてそんな願いは叶わずに爆豪は俺の前に立ちはだかった。
俺には今までこんなシワができまくってる顔、見たことないのに…なんて言われんだ俺。いや、それともぶち殺サれる？
「A…」
爆豪は何故か両腕を広げながらまたさらに接近してくる。なんだ？爆破されまくりの刑？？
顔を俯かせて身を構える。…が、なんと爆破されることよりも恐ろしいことが。
「…可愛い」
爆豪が俺に、抱きついた。地球が滅ぶんじゃないかと思うほど恐ろしい言葉も添えて。
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ななな - やっばい。ヤンデレ可愛すぎかよおおおおおおお！！更新停止中かよおおおおおお(泣) (2019年9月12日 20時) (
レス) id: eb9d7d52b6 (このIDを非表示/違反報告)
しいたけ - やばいヤンデレデク無茶苦茶タイプ (2019年8月23日 14時) (レス) id: 76efca60e0 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 最高です！これからも更新頑張ってください！ (2019年6月14日 19時) (レス) id: 57d4f6c443 (このIDを非表示/違反報告)
(･ω･)(プロフ) - ゼロさん» まあ、これからまたどういう展開になっていくのかをぜひお楽しみくださいー！ (2019年5月25日 23時) (レス) id: 40f7b4a37b (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ(プロフ) - な、なんだってー！ (2019年5月23日 16時) (レス) id: 75173a0bdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(・ω・) | 作成日時：2019年4月6日 23時
