Cheri【アイナナ】 (ページ24)

今日:5 hit、昨日:14 hit、合計:140,295 hit

第22話ページ24

そういえばこれからの活動ってどうしていくんだろう？と不思議に思っていると

一「マネージャー、悠人さんが加入ということですがこれからのスケジュールはどうなっているのですか？」

一織さんも思っていたみたいで、紡ちゃんに投げかけた。やっぱりしっかりしてるなぁ。これで高校生だもんね、私が高校生のときってこんなしっかりしてなかったよな…なんか最早貫禄すら…

一「悠人さん、何か失礼なこと考えてませんか？」

「えっ！？そっ、そんなことないよ？！！」

一「…そうですか。それならいいのですが。」

紡ちゃんの方を向いていたかと思うと、突然こちらを振り返りそんな事を言い出した一織さん。いや、エスパーかよ？！

一「それで、話を戻しますが悠人さんがIDOLiSH7の新メンバーと公表するのはいつです？」

紡「あ、それなんですけど、まずは皆さんで歌やダンスを合わせてしっかりとまとまってからのがいいかと思っています。頃合いを見て、ファンクラブの方でいち早くお知らせを入れようかと…」

万「そうだね、それがいいかもしれないね。細かいことは社長に確認取ってみたらどうかな？」

一「では、マネージャー私と一緒に社長室まで行きますよ。こういう事は早い方がいいですからね。」

紡「あっ、はい！分かりました！ちょっと、一織さんと行ってくるので、少し待っていてください！」

そう言って紡ちゃんと一織さんはレッスン場から出て行った。

それに続くように万理さんも仕事があるからと言って出て行ってしまった。

えっ、待ってください、緊張するんですけど！

さっきまでは私の素を知っている人が2人いたから何とか落ち着いていられたけど、ここに一人だけ取り残されるの心細すぎる…！！

そんなことを思っていると三月さんが口を開いた。

三「そういえば、悠人って俺らのこと知ってたか？」

「えっと、正直テレビとかで少し拝見するくらいでそこまで詳しくはなかったです…」

大「随分正直に話してくれるねぇ。」

大和さんは苦笑いを浮かべながら頬をポリポリとかいた。

「えっ？！あっ、ごめんなさい…」

壮「悠人くんが謝ることじゃないよ！大和さんもワザとそういう事言わないでくださいよ！」

大「…やっぱソウにはバレたか。だってコイツからかうと面白いから」

その言葉を聞いて大和さんを殴りたくなったのは、仕方のないことだと思う。