Cheri【アイナナ】 (ページ17)

今日:13 hit、昨日:48 hit、合計:140,438 hit

第15話-一織side- ページ17

-一織side-

社長に呼ばれているからとマネージャーから聞き、全員で社長室に行けばなんなんですか。

新メンバーなんて、そんなの納得できるはずありません…

みなさんそれぞれが色々な想いや葛藤を乗り越えて、やっとここまで来れたんです。

それを新メンバーが入ることによって崩されるのだけは嫌です。…まあ、七瀬さんは何も考えていないんでしょうけど。

そんなことを思っていたら

悠人「和泉さんの気持ちも分かります。今まで7人でやってきて、突然ポッと出の奴が加入だなんてそんなの聞いたら納得できないのも、許せないのも。」

新メンバーとやらのAさんが話し始めた。

悠人「それでも…何も見てないうちから、何も知らないのに認めないだなんて言わないでください！！どうしたら認めてもらえますか？お願いですから、最初からダメだなんて決めつけないで下さい…」

…っ！なっ、なんなんですかその顔は！！
かっ、可愛い…

三「…一織、お前可愛いとか思っただろ。」

一「なっ！何を言うんですか兄さん！そんなこと思うわけないじゃないですか！！」

大「あー、イチ可愛いもの好きだもんなぁ。確かに今の上目遣いからの涙目はおにーさんもやられそうになったわ。」

一「二階堂さんあなたまで…！変なこと言うのはやめて下さい！」

まったく、ふざけてる場合ではないというのに…

一「そうですね…それではあなたの実力を見せて下さい。社長いいですよね？」

音「…構わないよ。それならレッスン室を使うといい。」

一「ありがとうございます。Aさん、着いてきてもらっていいですか。」

「…はい。」

あなたの実力見せてもらいますよ、Aさん。

私は絶対に、IDOLiSH7の絆を崩させるわけにはいかないんです。半端な気持ちなら、入ってきてほしくないんです。だから証明して下さい。