ピアノ68 ページ24
まずいまずい――！
A、たぶんもう先についちゃってるよね！！
収録が少し押して、約束の時間をすぎてしまう予感がすれば、ダッシュする百。
行きつけのバーへと、最短ルートで向かえば、お店の前で立っている女性が目に入る。
百「っ！///」
松雪は普段からお化粧はしてるものの、ナチュラルメイクと言われるたぐいのものであり、
改まってしっかりメイクをしてもらい、いつもと異なる雰囲気の服を身にまとわせていれば
途端に緊張し始める百。
「あ！ももくん、お疲れ様！息切れてる、走ってきたの？」
百「え？！あ、う、うん！走ってきた！//」
「顔真っ赤だよ？」
こてっと首をかしげ見上げられれば、条件反射で目をそらす百。
なに、俺、目そらしちゃってんの！//
百「と、とりあえず入ろうか//」
手をひけばお店へと入って行く。
『いらっしゃい、百。そちらが…なるほど、百が夢中になるわけだ』
百「ちょっと、マスターってば//」
『初めまして、松雪さん、ここでマスターをさせてもらってます』
「あっ、初めましてです//」
雰囲気のあるお店で、カウンターに座る二人。
めずらしく沈黙が続いていれば、たまらず話し出したのも百のほうであった
百「あ、あのさ」
「ん？」
百「Aが、そのっ//綺麗すぎて俺、今、めちゃくちゃテンパってます、はい///」
「な、なにいってるの////」
百「今すぐお持ち帰りしたいくらいにはやばい、です//」
「えっと…お気に召していただき、光栄です//」
ふわっと笑う彼女を目にすれば、理性ぎりぎりな百。
『勢いで盛ったら殺 すからな』とマスターに釘をさされれば、なんとか踏みとどまっていた
「これからちゃんとメイクして外でようか？//」
百「え？！だめ、だめ絶対！！//」
「くすっ、そんなに必死で止めなくても」
百「だ、だって、誰にも見られたくないし、その、うん//」
「…っ、と、とりあえず深呼吸してみよ？//」
百「へ？！あ、う、うん。そうだね///」
すぅはぁと、深く深呼吸する百。それを傍らで見ていた松雪は、
だしてもらったカクテルをひとくち飲む。
ひとくち口にすれば、疲労していたのかあっという間に酔いがまわり、
こてっと、百の肩口に身をよせる。
百「A…さんっ？！///」
びくっとすれば余裕がないのか思わず声が大きくなる百。
「ももくん…今日、泊っていい？//」
あ、俺終わった。真顔
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湊(プロフ) - りんさん» お返事が遅くなってしまい申し訳ありません(´；ω；`)最終章では、天ちゃんとの絡みが増えるかと思います。是非、天と百、二人を応援していただければと思います。ももちゃんもめっちゃ頑張る予定なんで。笑 コメントありがとうございました！ (2017年10月8日 10時) (
レス) id: cf888fb209 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - こんにちは。忙しい中素敵なお話を書いて下さってありがとうございます！通知を受け取る時からドキドキしてます(笑）天ちゃんと百くんのライバル関係ハラハラする展開がありとても良かったです。百くん頑張れ！って心の中で応援しちゃいます！また続き楽しみにしてます (2017年10月7日 17時) (レス) id: 582f0542f6 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - りんさん» こんばんは！はい、覚えてますとも！(｀・ω・´)楽しみにしていただいてるんですね、ありがたいです( ;∀;)わかりますっ、学生時代にいろいろ伝説作ってる思うんですよー。笑 思いつく限りは更新していくと思うので！よろしくお願いします！ (2017年10月4日 23時) (レス) id: cf888fb209 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - こんばんは！早速読ませて頂きました。前回のコメントで私のことを覚えていて下さって嬉しかったです！最初からずっとにやけっぱなしでキュンキュンしながら読むのが最近の楽しみです。学生時代の甘酸っぱい思い出がまたいいですよねー！また続き楽しみにしてます(*^^)v (2017年10月4日 20時) (レス) id: 582f0542f6 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - Rennさん» さっそく読んでいただき嬉しいです(*´ω`*)かわいいって言ってもらえるのが最高のほめ言葉です。笑 これからも、よろしお願いします(*´ω`*) (2017年10月3日 19時) (レス) id: cf888fb209 (このIDを非表示/違反報告)
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