rain31 ページ33
万理「…えっと、このタイミングで話そうとは思ってなかったんだけど、」
と、言葉を紡ごうとすれば、両手を口にあて廊下へとでていく碓氷。
そんな彼女を茫然と見送る万理は、「やばい、やっぱり言うべきじゃなかった」と
自分が気持ちを伝えてしまったことを後悔していた。笑
一方、廊下へと出た碓氷はというと、胸に手をおき呼吸を整えていた。
現実だと思えないくらい嬉しい万理からの申し出に、
条件反射だったのかもわからないが逃げだしていたことに気づけば、
内心慌てだす。
「あれ？もしかして、私、万理さんのことフッちゃったみたいになってる？！」
ようやく落ち着いてきたのか、脳に酸素がまわったのか、
自分もちゃんと答えなきゃと考えがまとまったところで、扉をあければ、
完全に落ち込みモードに入っている万理の背中が目にとまった。
「っ、！//」
そんな背中をみれば愛おしくて仕方ない。
好き、という気持ちをこめ、遠慮がちにその背中に抱き付けばビクっとするのがわかる。
きっと万理さんも私と同じで、緊張してるんだ。
そう気づけば、私もちゃんと答えなきゃと勇気をふりしぼり彼のシャツをぎゅっと握った。
「私も、ば、んりさんのこと…そ、その、、す、好きなんです//」
「だ、から…その、うれしくて、これって、夢じゃないんですよね//」
彼女の恥ずかしさも頂点であり、今にも消え入りそうな声でそう伝えれば、
立ち上がる万理。
動いた彼に驚き、慌てて顔を隠せば、たぶん耳まで真っ赤なんだろう。
隠しても意味はないんだろうけど、それでもやっぱり直視するのは恥ずかしいから
こうするしか碓氷には選択肢がないのだった。
万理「よかった、本当に俺でいい？」
そして気づけば抱き寄せられており、耳元で彼の声が聴こえる。
そんな状況に余計、赤面しビクッとする彼女であったが、精一杯頷くのだった。
「万理さんがいいんです//」
そう懸命に伝えれば、肩口に顔を埋める。
遠慮がちに彼の背中に腕をまわせば、そっと目を閉じる。
すると、「そっか。俺も、Aちゃんじゃなきゃだめなんだ」なんて
聴こえてくるものだから余計に彼女の体温があがってしまうことは
いうまでもないのだった。
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ヒステリックちゃん - えまってどゆこと松雪って誰？？夫婦？意味分かんないえ原作でももちゃん結婚してないよね誰松雪待ってほんとヒステリック起こしそうあり得ないまってももどーゆーことなんで結婚してんのさすがに夢小説すぎるって、だめでしょさすがにごめんなさい理解がおいつかない。 (9月27日 14時) (
レス) @page19 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
なつめみく - 神杉て死ぬ。ばんさんのしょうせつとか神でしかないよ、、 (9月27日 13時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - アルさん» コメントありがとうございます！ご名答です、実は前作や前々作と繋がっていたりします(●´ω`●)気付いていただけてとてもうれしいです、ありがとうございます！ (2018年5月4日 20時) (レス) id: 1cf7c1df21 (このIDを非表示/違反報告)
アル(プロフ) - 松雪さんってピアニストの彼女の夢主ちゃんですかね？いつも楽しく見ています！！これからも楽しみにしています！！ (2018年5月4日 20時) (レス) id: efae94ae6b (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - アリアさん» アリア様。はじめまして、コメントありがとうございます(´；ω；`) 引きました…もうひけどひけど、壮五くんしかでなくてですね、もう諦めました。笑 今回のは特にかっこよかったですよね…欲しかったですよね(;´･ω･)いえ！気軽にコメントいただければ幸いです！ (2018年4月15日 19時) (レス) id: cf888fb209 (このIDを非表示/違反報告)
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