rain14 ページ16
万理から元気をもらえばMEZZOのふたりと合流する碓氷。
頬が紅潮している彼女の様子をみれば、なにかを察したのかくすりと笑みをこぼす壮五であったが、
その笑みの真実を理解できない碓氷であった。
そんな中、ロケは始まる。
この「rain」というドラマは、新しい試みで登場人物の名前と俳優の名前がリンクするという
工夫がされていた。
『はい、ではいきます。３，２，１…っ』
カウントが切られると同時にゆっくりと目をひらけば、
息を吸うように役柄へと入り込む。
この物語の主人公は、歌手を目指していて…だけど、その夢が叶わなくて、
努力が報われなくてすべてを投げだそうとしている女子高生。
夢が叶わない…という点では、私との共通点…なのかな。
「もう無理…歌手になるなんて。あははっ」
「こんなに受けたオーディションも全落ち…私も、もっと早く気づくべきだったよ」
「もういいかな…いいよね」
雨にあたり歩く私は気づけば意識を失う。
もうどうだってよかった。
どうにでもなれって。
夢が叶わないのなら、
こんな世界に生きててなんの意味があるのだろうか？
……こんな自分、消えてしまえ。
――――き、て
―――い、じょぶ、ですか？！！
――――わかりますか？！起きてください！！！！
『そーちゃん！！目、覚ましたみたいだぞ！！！』
『環くん、彼女をおぶれる？うちまで運ぶよ！！』
だれ…この人たち。
私の瞳に映ったのは、灰色の空と青と紫のコントラスト。
頬に落ちる雫はきっと意識を失う前にも降っていた雨だろう。
余計なことしてくれたものだ。
「おろ、して」
『馬鹿、おろしてどうすんだよ。お前、あのままあんな雨にあたってたら風邪どころじゃ…！』
『環くん、落ち着いて。彼女にもきっと事情があるんだ』
壮五「初めまして、僕は逢坂壮五といいます。いきなりこんなことをするのは勝手かとは思いますが、放ってもおけないのでとりあえず僕たちの家まで来ていただけませんか？」
この紫の方が、逢坂壮五…か、てことは、こっちが環…ね。
「わかった」
「……でも、ありがとう。一応、お礼。」
環「なら、さっさと素直になっとけってのー。かわいくねーやつ」
「助けたことじゃない、おんぶしてくれてることにお礼いっただけ」
環「なにこいつ、すげぇむかつくわぁ」
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ヒステリックちゃん - えまってどゆこと松雪って誰？？夫婦？意味分かんないえ原作でももちゃん結婚してないよね誰松雪待ってほんとヒステリック起こしそうあり得ないまってももどーゆーことなんで結婚してんのさすがに夢小説すぎるって、だめでしょさすがにごめんなさい理解がおいつかない。 (9月27日 14時) (
レス) @page19 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
なつめみく - 神杉て死ぬ。ばんさんのしょうせつとか神でしかないよ、、 (9月27日 13時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - アルさん» コメントありがとうございます！ご名答です、実は前作や前々作と繋がっていたりします(●´ω`●)気付いていただけてとてもうれしいです、ありがとうございます！ (2018年5月4日 20時) (レス) id: 1cf7c1df21 (このIDを非表示/違反報告)
アル(プロフ) - 松雪さんってピアニストの彼女の夢主ちゃんですかね？いつも楽しく見ています！！これからも楽しみにしています！！ (2018年5月4日 20時) (レス) id: efae94ae6b (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - アリアさん» アリア様。はじめまして、コメントありがとうございます(´；ω；`) 引きました…もうひけどひけど、壮五くんしかでなくてですね、もう諦めました。笑 今回のは特にかっこよかったですよね…欲しかったですよね(;´･ω･)いえ！気軽にコメントいただければ幸いです！ (2018年4月15日 19時) (レス) id: cf888fb209 (このIDを非表示/違反報告)
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