164. side H ページ17
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多分きっと、Aちゃんの中では全部丸く収まってないんだと思うけど
これ以上はまじでAちゃんが首を突っ込む話じゃないから、いつもよりリードきつめでハウスさせないと。
隼『 Aちゃん、ハウス。 』
「 …ごめんその世界観ついていけない 」
玲『 まじで焦るんだけど。怖すぎ。 』
亜『 俺もついていけねえわ 』
隼『 2人は黙ってて 』
「 あ、そう言えばね、昨日遥さんとご飯食べたお店、オススメだよ 」
玲『 へー、どんな店?Aちゃんのオススメは気になるわ 』
隼『 Aちゃんの二の腕には美味しいものがたくさん詰まってるからね 』
「 ……もう隼くんには教えない 」
隼『 なんでよ?! 』
亜『 余計なこと言うからだよ 』
気にはしないようにしてたけど、マジで無理かも、コガネザワさん。
Aちゃんは俺が好きって、絶対的自信あるから別にどうでもいいけど、Aちゃんと2人でディナーとか、どういうつもり?
……いや、まぁ、直属の上司だからそれくらい仕方ないのかもしれないけど。
玲『 で、どんな店なわけ? 』
「 駅前のイタリアンカフェなんだけど…あれ、なんて名前だったっけ…… 」
亜『 オススメしといて?笑 』
「 えっ…と……英語だった、赤い屋根のお店、! 」
玲『 俺めんどくさいから隼検索してよ 』
隼『 これじゃない? 』
亜『 さすが隼、仕事早い 』
「 そうそう!ここ! 」
ハンバーグがすっごく美味しくてね、って俺のスマホ画面を少し背伸びして覗きながら、嬉しそうに話すAちゃん
イタリアンカフェなのにハンバーグかよ。
近すぎるAちゃんの髪から香るシャンプーに、少しだけ弾んだ胸を落ち着かせながら、そう突っ込もうと思ったのに、喉で詰まって、反動で強めに香りを吸い込んだ
この、悪魔め。
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しおり(プロフ) - ずっとずっと両片想いだった2人がやっと意思疎通できましたね(TT) 腕掴んだところからの隼くんがすっごくかっこよかったです、、 そしてなーちゃむさん、おきめすお疲れさまでした!これからも楽しみにしてます^^ (2018年4月20日 19時) (レス) id: a5d5cf03d8 (このIDを非表示/違反報告)
こもりす(プロフ) - わわわ、ついに!!(〃▽〃)すごくキュンキュンしました!! (2018年4月19日 23時) (レス) id: 0ea86e4b3c (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - このお話大好きです!隼くん可愛すぎて独り言言いながら見てます(( 忙しいと思いますが、更新楽しみにしています!! (2018年4月18日 2時) (レス) id: ff8702237c (このIDを非表示/違反報告)
まい - 久しぶりの更新ありがとうございます。楽しみにしてました!相変わらずの隼くんで嬉しいです。 (2018年2月20日 22時) (レス) id: 78a8f8d000 (このIDを非表示/違反報告)
2e2r2k(プロフ) - 久々に更新したとおもったら、こんな感じですか。 (2018年1月17日 6時) (レス) id: 65da477085 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なーちゃむ | 作成日時:2017年9月17日 22時