my prince . your princess

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仕事とプライベートのメリハリは、もしかしたら裕太よりあるかもしれない。









自分の中ではそのオンオフが楽だったりする。



だから今日夏恋ちゃんに言われたとき、やけにドキッとした。








今更この''オフの私''をみんなに曝け出すのも恥ずかしい。









『 恥ずかしいなら別にいいんじゃないっすか？ 』






「 え？ 」






『 いや、ブツブツ言っとるやん笑 』






「 え！ウソ！ 」





『 オンのAあんまし知らんからあれやけどオフのA独り占め出来てるのはなかなか嬉しいで 』






「 裕太って私のこと大好きだよね 」







『 Aだって俺の事大好きやん 』






「 ふへ 」






『 ふへちゃうねんそこは大好き〜言うて抱き着いてくるとこやろ 』






「 大好き〜っ！ 」






『 やめーや恥ずいやろ！！ 』






「 裕太がやれ言うたやんか！！笑 」






『 へーへー 』









とか言って満更でもなさそうなお猿さん。




人の話聞いてなさそうでめっちゃ聞いてくれてるとことか人の悩みあっという間に解決しちゃうとことか、




裕太のそういうとこが私のオンオフの切り替えしてくれるのかもしれない。









結局次の日の集合時間は15時で、14時に玲於くんがうちに来るらしかったんだけど





30分余裕がある体で起きて準備してた裕太は玄関先で玲於くんに文句言われてブツブツ言いながら出てったんだけど結局玲於君とふたりで集合時間に遅れたらしくて





帰って来てからすごい勢いで落ち込んでましたきっと亜嵐くんに怒られたんでしょうね。





彼にはもっとメリハリを付けてほしいものです。









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