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その日の夜、私は図書室で本も読まずに椅子の上で膝を抱え蹲っていた
本当にボイコットすることになるなんて……
昨夜立てた“作戦”は…今朝、実行した
朝ご飯を用意した後、ツナくん達よりひと足早くトレーニングルームに行って、置いてあるバイクの後ろに隠れ…ミーティングを盗み聞いたのだ
ハル「バッチリ聞いちゃいましたね♪」
京子「ドキドキしたね！」
「でも…聞いてもよく分からなかったよ、私。“ビャクランを倒す”って言ってたけど…」
京子「ボックスとかミルフィオーレって何だろう？ケーキのミルフィーユみたい…。ボンゴレはスパゲティの種類だし…」
ハル「はひ〜…多分この場合のボンゴレはツナさんのいるマフィアだと思いますけど…」
京子「まふぃあ？」
「…ツナくん達が？」
結局真相に至ることはできず、むしろ疑問が増えてしまった
そこで私達は、まずはお互いの知っていることを共有することにした
ハルちゃんからは、ツナくんは将来的にボンゴレファミリーというマフィアのボスになるのだと聞いた
クロームのボス呼びとか、男子達のいつも中心にツナくんがいる感じとか、色々繋がったけど…
正直、中学生でマフィアだなんて言われても現実味がなくてピンと来ない
そして、私は2人に、未来に来た日に襲われた時のことや…みんなの怪我の酷さを伝えた
襲ってきたあの人が何者だったのかも、みんなの怪我の理由も、何故戦うのかも……知らないけれど
「…やっぱり、ツナくん達に直接聞くしかなさそうだね」
ハル「でも、普通に聞いても教えてくれませんよ、きっと」
そこで考えたのが“ボイコット宣言”をすること
そこまで言えば流石に折れてくれるんじゃないかって……切り札だ
本気であることを分かってもらうために、私達が隠れて聞いていたのを知っていたらしいビアンキさんにも相談して…そうすることに決めた
…それなのに……
「……どうして…？ツナくん…」
彼らは頑なに教えてくれなくて……あの後、夕飯は自分達でカップ麺を作って済ませたようだった
何でそこまでして隠すんだろう
私達の気持ちは伝わらなかったのかな…
…
モヤモヤしたまま迎えた翌日
「…ラルさん、」
眠っていたらいけないので、第2医療室のドアを控えめにノックして、小さな声で呼びかける
すぐに「入れ」と声が聞こえた
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アイシー(プロフ) - 今まで白ツナや黒ツナ等だったので、ハイパーって新しい！と思ったのと同時にハイパーツナ君に惚れてしまいましたｗハイパーでもツナはツナのままのところとかがすごく可愛らしいし、戦闘シーンはかっこいいです！これからも頑張ってくださいっ!!! (2015年6月22日 7時) (
レス) id: dfd3b15349 (このIDを非表示/違反報告)
あやにゃん(プロフ) - 夏みかんさん、初めまして！ハイパーカレシ、ツナのちょっと不器用な感じと、夢主ちゃんのツナへの思いがもうたまらないです！ご自分のスピードでよろしいので、更新頑張ってください！応援させていただきます！ (2015年6月9日 2時) (レス) id: 75663eea7a (このIDを非表示/違反報告)
ユズ(プロフ) - 突然失礼します。とってもいい小説なのでコメントさせていただきました。ツナさんと夢主の今後が気になりますが、雲雀さんと夢主の関係も気になります!!いったいどんな関係なのですか!?(これは聞いちゃダメか(笑)とっても気になります。頑張って下さい,応援しています。 (2015年5月25日 19時) (レス) id: be793533bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏みかん | 作成日時：2015年5月21日 16時
