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ジュンミョンは突っ立ったまま動こうとしない
足が石にでもされちゃった?
帰る気がないのだろうか
私は勉強に専念したいの
ジュンミョンと違って頭悪いから!


「ねぇ、帰ってくれない?」

一応促してはみたけど

どうせ隣の家だから、嫌でも気にはなっちゃうけど
こうやって顔を合わすよりは遥かにマシだ


「はぁ…」

何ため息なんてついちゃってるわけ
私がため息つく立場だと思うんですけど


「俺は、好きでもない人と付き合ったりしない」

は?
ちょっと聞き捨てならない
ジヨンちゃん遊ばれてたってこと?
ジュンミョンがそんなヒドイやつなんて思ってなかった


「あんた、そんな人間だったの…?」
「え?」
「ジヨンちゃんはね、私のこと慕ってくれる可愛い後輩なの!傷つけるなんて許さない」
「いや、ちょっと待てよ何の話だよ」

こんなやつ好きだったなんて、やっぱり何かの間違いだったんだ
一時の気の迷いだ
周りに言われてその気になっちゃっただけなんだ
目が覚めた気がする

お節介かもしれないけど
私がジヨンちゃんを救わなければ


私はスマホを手に取り洗いざらい暴露することに決めた

「え、何やってんの?俺の話ちゃんと聞けって」

うるさいうるさい



「あ!ジヨンちゃん!」

『あ、A先輩、どうしたんですか?』

眉間にしわを寄せてジュンミョンがこっち見てる
しかと見届けるがいい
ジヨンちゃんに全部話したら
きっとそんな顔していられなくなるから


「ジヨンちゃん、聞いて。ジヨンちゃんはね、ジュンミョンに騙されてたの」

『え?ジュンミョン先輩、ですか?』

「そう。ジヨンちゃんの気持ち弄んで、付き合ってるフリして遊んでたの!」

『ちょ、待ってください先輩。何の話ですか?』

ジヨンちゃんはやく目を覚まして!
あんな悪いやつに騙されたままじやダメだよ!


「ジヨンちゃん付き合ってるって言ったけど、ジュンミョンはそう思ってなかったの。好きでもないのに付き合わないって言ったんだよ今」

『あぁ……えっと……先輩、ごめんなさい!!』

「ジヨンちゃんが謝ることじゃないよ」

『違うんです……元々、付き合ってなんてなかったんです……』

「え?」


付き合って、ない?

ははははは、どういうこと?

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いえろう(プロフ) - 更新ありがとうございます。続きとっても気になります!楽しみに待ってます!! (2015年12月13日 12時) (レス) id: 543503f3fa (このIDを非表示/違反報告)
つきの(プロフ) - スホペンなんでこのお話とっても好きです!更新まってます! (2015年10月1日 23時) (レス) id: 605b8dc09d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2015年7月10日 19時

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