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あれからジヨンちゃんは
本当にちょくちょく家に上がり込んできた
来すぎてマンガもほとんど読んじゃって
「ひーまー」ってスマホいじりながら私の勉強の邪魔をする
ジュンミョンが帰ってくると
私の隣に椅子を置いて
向こうに手を振りニコニコ愛想振りまいてる
「はいはーい！質問です」
「どうしたの？」
「ジュンミョン先輩ってぇ、彼女いるんですかねぇ？」
彼女だと思ってた美人さんは
ジョンインくんの彼女だった
それ以外の情報、私は持ち合わせていない
「知らないよ、そんなの」
「えー！幼馴染って何でも知ってるんじゃないんですか？」
「そんなわけないじゃん」
大体言葉をかわすこと自体だいぶ減った
お互いの恋愛事情にまで介入するほど、私たちはもう幼くないのだ
「気になるなら自分で聞けばいいじゃん」
「そんなこと私から聞けるわけないじゃないですかー」
私に聞いてほしいのだろう
オーラがハンパない
でも私、そんなこと聞かないよ
別に気にならないし
「いたらどうするの？」
「え？うーん……どうしましょ」
文字に起こすなら"テヘッ"て感じのリアクション
ジヨンちゃんって友達いるのかな
天然なのか、あざといのか
どちらにしろ私に愛嬌振りまいたところでメリットなんてないと思うけど
「とにかく！先輩私に協力してくださいよ」
協力って言われてもねぇ
「私本当に最近ジュンミョンと話してないし、協力できることないよ？」
家が隣だからって、そう毎日顔合わさないもの
それに何だか気まずいし
その原因はたぶん向こうにあるはず
私は至って普通だから
「他の人に協力してもらうより、A先輩に協力してもらったほうが何倍も確率アップですよ」
幼馴染という肩書きがこんなところで役立つ日がくるなんて
「いいけど、何もしてあげられないかもよ？」
「大丈夫です。先輩が味方についてくれたら心強いですもん」
そういうわけで
私はこれからジヨンちゃんの恋を応援する立場になったらしい
その話をジアたちにしたら
「あんたってほんとバカ」って
褒められるどころか罵られた
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いえろう(プロフ) - 更新ありがとうございます。続きとっても気になります！楽しみに待ってます！！ (2015年12月13日 12時) (
レス) id: 543503f3fa (このIDを非表示/違反報告)
つきの(プロフ) - スホペンなんでこのお話とっても好きです！更新まってます！ (2015年10月1日 23時) (レス) id: 605b8dc09d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雫
| 作成日時：2015年7月10日 19時
