PRINCESS TIGER③ (ページ11)

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.電話ページ11

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中村side
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Aとなんとなく距離をとって

Aが疲労で倒れて

それでもまだ距離をとっていた

自分でも何が正解かなんてわからないから

これが正解なんだって言い聞かせた

中「はぁぁぁぁ…」

1人の部屋でため息をつくのも何回目になるだろ

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙｯ

え、なんで

中「…もしもし？」

『ごめん、夜遅くに』

中「大丈夫だけど、どーしたの」

『なんか、このままじゃ、ダメだと思って』

中「どう言う意味？」

『ちゃんとしなきゃ、仕事も全部。』

中「うん…、」

『昨日ね、顕嵐ちゃんに会ったの』

中「え、そうなんだ」

『全部、全部相談した』

中「そっか。」

『それでね、ちゃんと伝えたくて』

中「？？」

『私ね、うみのことが本当に大好き』

中「…うん」

『この先、付き合えないとしても、ずっとうみと

一緒にいたいし我慢できるかわかんないの、』

それは俺のセリフって思ったけど言わないでおく。

『だからね、ちゃんとみんなにお話ししよ？』

中「うん？」

『本気で、大好きなんだ、って』

『あ、待って…まだうみが好きでいてくれてるか

聞いてないのに早とちった、ごめん笑』

あぁなんてずるい人なんだ

中「すきだよ、だいすき。」

『じゃあ、明日の仕事の後にご飯誘おう』

中「わかった」

中「電話くれてありがとう。」

『うん、明日頑張ろうね。ばいばい』

中「ん、おやすみ」

電話を切って急に緊張してきた

海斗は知ってるけど、みんなどう思うのかな、