疑 ページ10
「神ちゃん…」
4月の終わり、桜が最近散り始め
葉桜が多くなった。
昼休みに、食堂で神ちゃんと落ち合いご飯を食べ始める。
望は先週から、早速サッカークラブに行き始めた。
「神ちゃんってば…」
「どうしたんよ、そんな顔して」
「わからん」
「いや、何が」
神ちゃんの今日のお弁当は、のり弁だった
ご飯にかぶりつきながら、こちらを見てくる
「…スパイクってどんなんがいいの…」
「…？はぁ？」
意味がわからないって顔。ですよね
「いや、ね、望がサッカークラブ？チーム？
に入ったんよ」
「おー！そうなん！似合いそやなぁ」
そやねん。似合う、かっこええもん。
「せやろ」
「うーん、なんで淳太がドヤ顔なのかは
わからんけど」
「笑そんなんええねん
スパイクの話しやって」
「わからんわ、そんなん」
きっぱりとハッキリと。
早いなぁ否定が
「なんでや」
「いや、俺が球技だけ苦手なの知っとるやろ」
そうだったわ。球技あまり得意やなかったわ
神ちゃんも…
んええ…俺の頼りやったのにぃ…
「あ、横山さんに聞いてみたら？」
「横山さん？あれ、サッカーやっとったっけ？」
「んーじゃなくて、
たしか仲良い人がやってて、どう言うのあったら良いとか位は分かるんやないかな」
「そうなん？」
絶対、探られるな。なんでそんなこと聞くんやって…
けど、背に腹はかえられない…
取り敢えず、今日の業務終わったら聞いてみよう。
「おおきにな、情報」
「いーえー」
気づいたら、もう神ちゃんはあと1口という所まで食べ終えていて
慌てて自分の前にあるおにぎりにかぶりたいた。
･
「お疲れ様です、横山さん少しお時間ありますか？」
業務を終え、上司に声をかける
「うん？仕事のことか？」
「いえ、ちょっとプライベートの事でお聞きしたいことが」
そう言うと、パソコンを打つ手を少し早めて
Enterキーを力強く押したと思ったら
鞄などを持って立ち上がった。
「駅まで一緒に歩こうや」
気をつかってくれて、部署を出ていく。
「お疲れ」
横山さんが周りの人に声をかけると、
お疲れ様ですーと声が上がる
その出ていく背中を大慌てで追いかけた。
「ほんで？」
会社から駅まではほんの数分で着いてしまう
急いで話し始める
「あのですね、知り合いの子供がサッカークラブに入ったみたいで
スパイクとか、タオルとかプレゼントしたいのですが、どういったのが良いかなぁと
思いまして…」
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ターコイズ(プロフ) - 蘰さん» 蘰様、ありがとうございます！また覗いてやってください、これからも宜しくお願いします (2020年7月3日 12時) (
レス) id: f5621defff (このIDを非表示/違反報告)
蘰(プロフ) - ご返信ありがとうございます。そうなんですね。ずっと拝読させていただいていてそういえば。。と思ったので思い違いでなくて良かったです。何時までもお待ちしていますので、ご自分のペースで無理なく執筆していただけたらと思います。 (2020年7月2日 23時) (レス) id: c3543fb139 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - 蘰さん» 蘰様、はじめまして。まだ出てきてないんです…。実はしげが1番のんびり出てくるので、気長に待ってて頂けたらと思います<(_ _)> (2020年7月2日 23時) (レス) id: f5621defff (このIDを非表示/違反報告)
蘰(プロフ) - はじめまして。見逃し出したら申し訳ないのですが、しげさんってもうでてきましたか？ (2020年7月2日 13時) (レス) id: c3543fb139 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - みずほさん» みずほ様、コメントありがとうございます！弟さん、高身長ですね！すごい！励みになります、ありがとうございます！また覗きに来てください(o^^o) (2020年5月22日 17時) (レス) id: dd19ecb6aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ターコイズ | 作成日時：2020年5月15日 22時
