番外編3 ページ41
「食べてよ」
淳太に促され、スプーンを持って乗っている苺にクッキーとスポンジケーキをのせて
1口で頬張る
「しあわせ」
「俺らも、神ちゃんのその笑顔見れて幸せや」
美味しすぎるパフェをペロッと完食して
ごちそうさまでした
と、手を合わせてお礼を言う
「もう、高校の頃から一緒やね、俺ら」
「ほんまにね」
「あっちゅーまやな」
ご飯を食べ終わって、ベランダでサッカーをするのんちゃんと、その相手を頑張っている淳太の事を、照史と2人で珈琲を飲みながら見守る。
…俺はブラック苦手やから、ミルクいっぱいに入れてくれてるわ……
何も言わなくても、そうやって面倒見てくれるお兄ちゃんは、いつまで経っても大きく頼れる存在で。
「俺、2人に会えて良かったなぁ」
「ふはは、何や急に」
「んー、ふと思ったんよ。2人に会えたことで、のんちゃんにも出会えて、嬉しいなぁて」
「それを言うなら俺もやで」
「そうなん」
「当たり前やろ、ずっとモンチは弟みたいな存在で。時々オカンみたいで。モンチ居らんかったら淳太くんとも出会えてないねんで?」
「…そっかあ」
そう言われると少し小っ恥ずかしいわ
「あ、せや、望からの手紙読んじゃお」
鞄から引っ張り出した封筒を開き便箋を取り出す。そこには、高校生らしい少しだけガサツな文字でいっぱい文が書かれていて
最後には
『おめでとう、神ちゃん。
お兄ちゃんの様な神ちゃんが大好きです。
ありがとう。』
って。
「っ…」
「あ!!照史!神ちゃん泣かせたんか!」
「神ちゃん、どうしてん」
「俺ちゃうて」
ベランダから帰ってきたら2人に責められている照史を守ることさえ出来ないくらい、涙が出てきてしもた
「望の手紙やで、モンチ泣かせたん」
「え!!家帰ってから読んでって言うたやん!」
優しいパンチを受けて、すまん、って謝る。
「こんな誕生日、幸せすぎるて。
ありがとう」
これからも3人は俺にとって大切な存在で
守っていきたいし、守られているんやなって思う。
いい一年になりそうや
_____________________
神ちゃん、お誕生日おめでとうございます!
優しいく透き通る歌声に、美しいお顔、力強さ
全てが大好きです。
これからも応援しています、おめでとう!
2020.07.01
呼び方色々うろうろしてて、すみません。
あまり定まってないんです…土下座
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ターコイズ(プロフ) - 蘰さん» 蘰様、ありがとうございます!また覗いてやってください、これからも宜しくお願いします (2020年7月3日 12時) (レス) id: f5621defff (このIDを非表示/違反報告)
蘰(プロフ) - ご返信ありがとうございます。そうなんですね。ずっと拝読させていただいていてそういえば。。と思ったので思い違いでなくて良かったです。何時までもお待ちしていますので、ご自分のペースで無理なく執筆していただけたらと思います。 (2020年7月2日 23時) (レス) id: c3543fb139 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - 蘰さん» 蘰様、はじめまして。まだ出てきてないんです…。実はしげが1番のんびり出てくるので、気長に待ってて頂けたらと思います<(_ _)> (2020年7月2日 23時) (レス) id: f5621defff (このIDを非表示/違反報告)
蘰(プロフ) - はじめまして。見逃し出したら申し訳ないのですが、しげさんってもうでてきましたか? (2020年7月2日 13時) (レス) id: c3543fb139 (このIDを非表示/違反報告)
ターコイズ(プロフ) - みずほさん» みずほ様、コメントありがとうございます!弟さん、高身長ですね!すごい!励みになります、ありがとうございます!また覗きに来てください(o^^o) (2020年5月22日 17時) (レス) id: dd19ecb6aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ターコイズ | 作成日時:2020年5月15日 22時