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「何で此処に居るの?何で国木田と居るわけ!?」

「乱歩様・・・・落ち着いて・・・貴方なら考えればすぐに判るでしょう?」

「・・・嗚呼、ごめん・・・つい、気が動転して・・・」

乱歩はAの肩を掴んでいた手を離し、ふう、と息を吐いた。
周りはかなり戸惑っているが、それに気づく様子はない。

「・・・・僕が心配しすぎなのは判ってるよ。だけど、君が大切だから・・・・君と、お腹の子がなにより大切なんだよ。」

「乱歩様・・・」

二人は互いをじっと見つめあう。きっと周りは見えていないのだろう。
国木田が「二人は知り合いなのか!?」「お腹の子・・・・・だとっ!?」などと喚いていてもお構いなしだった。

・・・


「乱歩様、私は帰宅した方が善いようなので・・・帰ります。」

「あ、探偵社の中で待ってて。一緒に帰ろう。一寸遅くなるだろうけど。」

「はい、判りました。」

「よし、じゃあ、国木田。行こうか。」

「はい。」

国木田が探偵社を出ようと、ドアを開くと、乱歩が国木田にしか聞こえない声で、


「Aって、国木田の理想の女性像にぴったり当てはまるけどさ・・・・別に何とも思ってないよね?」

「・・・・・・はい。」

思ってないよね?と口では言っていたが実際のところは─────

「人の嫁に邪心を抱くなよ。」

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めろんぱん - 待って最高すぎる!!!続きずっと待ってます! (2022年6月8日 11時) (レス) id: c6ba014c63 (このIDを非表示/違反報告)
- あ、好きやわ。←好きにドストライク過ぎてもはやコメントがない。(*´-`) (2021年7月13日 1時) (レス) id: 9d7ef0cd22 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きを楽しみにしてます!! (2021年5月5日 23時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
あも(プロフ) - まろんさん» ありがとうございます!とても嬉しいです。 (2018年1月20日 19時) (レス) id: a2e5ee0127 (このIDを非表示/違反報告)
あも(プロフ) - コハクさん» ありがとうございます!私が読みたい話を書きました! (2018年1月20日 19時) (レス) id: a2e5ee0127 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あも | 作者ホームページ:   
作成日時:2018年1月15日 22時

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