【TH】僕の恋人さん (ページ10)

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深刻な事態ページ10

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｢そういえばテヒョンイ～、

最近Aちゃんとどう？｣

｢…振られるかもしんない｣

｢そうかそうか～それは良………はぁ！？｣

俺の目の前で口の中のキンパを
吹きこぼしそうになってるジニヒョン。

もうAと付き合って1年半経ったけど
俺は今世紀最大に深刻な状況にいると思う。

｢…何があったか聞いてもいい？｣

｢…話すと長くなるんですけど、｣

昨日、大喧嘩した。

事の発端は3ヶ月前くらいの事。

Aが会社の飲み会で
上司に送られて帰ってきた日だった。

勿論事前に飲み会に行くことはAから聞いてたし

俺も全然気にしてなかったんだけどさ。

Aはお酒がすこぶる弱いから
店まで迎えに行くつもりだったんだけど

『直属の上司もいるしわたし新人だから、、

お酒はあんまり飲まないようにするから大丈夫！』

迎えは断られたものの心配で
俺は仕事から帰ってから
Aの家に居て待ってたんだけど。

23時過ぎてもひとつも連絡来なくて

遂に日付変わったと思ったらやっとチャイムが鳴った。

連絡してよ心配したじゃん、

そう言おうと玄関のドアを開けたら

足取りも覚束無いくらいふらっふらの状態で
男の人に支えられてるAがいた。