【TH】僕の恋人さん (ページ7)

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不貞腐れページ7

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｢ほんとにヒョンと仲良いんだね｣

『あはは、よく言われる』

ジョングクにも同じこと言われた気がする。

いや、自覚してるけど23にもなって
ブラコンだなんて恥ずかしい。

いい加減兄離れしないといけない。

オッパが出ていったドアを閉まるまで眺めて
リビングへ戻る。

すると後ろから首に腕が回ってきて
肩に頭を乗せられた。

何だか今日は大人しい彼に

『テヒョンさん？』

と聞けば少し間を置いて

｢"テヒョン"がいい｣

と。

『テヒョン？』

｢うん。テテでもいいよ｣

『…テヒョン、で』

そのままソファに腰を下ろす。

未だ後ろから彼に抱きしめられたまま
彼の足の間にいる状態。

関係が恋人に変わってからテヒョンのひっつき虫が増えた気がする。

2人きりになるとすぐくっついてくるし

彼は私の肩に顔を埋めるのが好きらしい。

さっきから何も話さない彼。

後ろにいるから表情も見えない。

『どうしたの？』

｢どうもしてないけど｣

『、けど？』

｢A、ヒョンにはあんな甘えん坊になるんだなって｣

『へ？』

何処か不貞腐れたような声でブツブツ言うテヒョン。

あまえんぼう…？

そんなつもり無かったんだけどな。