俺の彼女がこんなにも可愛い【伏黒恵】

11話　伏黒side ページ12

伏黒side



伏｢……っハア〜〜〜〜……｣


よく耐えた、頑張ったぞ、俺
あの人には危機感ってもんがないのか？
寝起きの思春期男子の目にお風呂上がりの彼女っていう光景はヤバい以外のなにものでもない

こんなこと考えてたらまた釘崎にむっつりとか言われるんだ……
いや、お風呂上がりの大好きな彼女見たらそういうことしか考えられねぇだろ！無理だろ！

……俺はむっつりじゃねぇ！！



伏｢……ハア、｣



さっさとシャワー浴びよう




ーーーーーーー
ーーーーー
ーーー




伏｢……………｣

『あ、恵くんおかえり〜！』

伏｢…なんで報告書やってんすか｣

『え〜、だって溜まっちゃうのやだし』

伏｢疲れてんでしょ、休んでください｣

『いやで〜す』

伏｢……ハア、｣

『えっ、ちょっ、なになに！？』



俺は黙って未来さんを姫抱きにして、
そのままベッドへと運んだ



伏｢寝なくてもいいんで、とりあえず午前の間は
　 ゆっくり休んでください｣

『え〜……』




え〜……じゃねぇよ

結構寝てたけどまだ隈うっすら残ってるし
長期任務だったから報告書いっぱいあるの知ってるけどもう少し休んでほしい


伏｢……じゃあ俺も報告書手伝います
　 だから報告書終わったら休んでください｣

『え〜恵くんに手伝わせるのはちょっと……』

伏｢俺がやりたいからやるんです｣

『でも……』

伏｢でもじゃないです｣

『う〜、わかったよ〜……』

伏｢はい、じゃあさっさと終わらせますよ｣

『は〜い！』

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