実況とバンドと恋と (ページ31)

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～キヨside～

連れてこられたのはなんと控室だった｡

すると、ドアを開けようとしたAが

桜「今さらなんだけどさ……今からメンバーに会ってくれる？」

キ「？！『fleur ring』のメンバーに？！」

フ「なんで？！え？！いいの？！」

桜「これには理由がございまして……｡ライブ終わったあとに私がポロッと小さい声で『キヨくん今回もいたなぁ』っていったらそれがみんなに聞こえてたらしく会いたいって…私が実況やってるからみんなにキヨくんとかの実況をすすめたら好きになっちゃって」

キ「全然大丈夫！」

フ「なまら嬉しい！」

すると、Aはニコッと笑ってドアを開けた｡

紫「ちょっと、どこいってたの……って…」

桜「みんな、キヨくんとフジくんだよ」

宇「わ？！え、ええ？！ほ、本物だー！！キヨさん！ファンです」

夢「フジさん！ベースすっごくかっこいいです！その…好きです！！」

フ「えっ///ありがとう！」

川「キヨさんの実況とても面白いです」

キ「な、なんかさんきゅな」

桜「美桜っ黙ってないでもっとこっちきて」

俺らよりも少し離れたとこにいた紫月さんは、

紫「いい…私は｡外出る」

桜「えっ…ちょ、美桜！」

紫月さんが出ていった後をAが追いかけていこうとした｡

すると…

フ「Aちゃんは待ってて…」

…え？フジ、何する気だ｡

フ「紫月さんそこの階段登っていったよね？」

桜「多分…屋上かと…」

フ「俺に行かせて…」

桜「……わかった」

すると、フジは走っていった｡

どうしたんだあいつ…