［d!］おい、先生と呼べ。［学パロ］

サボリ ページ42

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今日はなんかスッキリ起きれたな〜
ハッ、もしかして社畜精神が身についてきたのかもしれない…。

お昼はチーノと作戦会議。
またお弁当交換しましょ！って言われたから手抜きで作れなかった。


おはようございまーすと言いながら職員室に入るが、いつも返ってくる気の抜けた先生方の声が聞こえない。


あれ、早起きすぎかな？まだ誰も居ないのかも。


「ぼえー。」


『うわッ、びっくりした〜いるなら挨拶ぐらい返してよ。』


自分の机に向かおうと足を踏み出した瞬間、らっだぁの鳴き声が聞こえて立ち止まる。
声の主を見ると、青いボサボサ頭が机にうつ伏せで項垂れていた。

『…どうしたの。』

「おーA、いやこの前さ、手伝ってって言ったやつあるじゃん。」

『ん？………あー、女じゃないとどーのこーののやつ？』

「そー、そいつマジで学校来なくてさぁ。親も激甘だから全く気にしてないんだよ。」

『ふーん、因みになんて子？』

「鬱島大(うつしまだい)って奴。」


うーん分からないな…。


珍しくらっだぁが悩んでるため、何もしないのも可哀想に思えてきた。


『手伝えるなら手伝うけど、何すれば良いの？』


「んーそいつを落として欲しいんだよね。」


『崖から？』





「恋に落として欲しいなーって。」




な ん て ？




「ああいうタイプはガチで恋すると何でも言う事聞くはずだからさ〜頼むわ。」


そう言って私に手を合わせてお願いしてくるアホ。



え？コイツ頭沸いてる？


『無理無理、ケンカ強さでしか惚れさせなかった私ができる訳「叙○苑奢るわ」マカセロ。』



よーしっ！不登校女好き野郎待っててね〜！！
現金な奴とか言ってため息つく男を無視し、るんるんで授業の準備にとりかかる。
　



そうだ、昼休みにチーノから情報聞き出そ！

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