【ヘタリア】あの日、あのとき【都道府県】

１７話 ページ18

イギリスsaid

あんな地震は久しぶりだ。


戦場でも地震は起こらなかったから地震がどのように恐ろしいか体験はほとんどしていない。


宮城がすぐ震度がわかったのがすごいと思う。


さすがに津波のなかに飛び込むのは驚いたが。


「せやさかい、英語で道案内とか放送とかムカつくわぁ。たまにスペイン語あるんやけど。」


『スペインはあの地震どう思ったか?』


「眉毛俺の話聞いてたか?んまぁ、怖かったわ。それで自分の国民が死んじゃうんやろ?
何回も耐えてるんやって。宮城ちゃん。」


たしかに目の前で国民が死にそうになって、助けたいって思う。


途中の道まで家屋が崩れていたが東京に近づいたからか、たおれている建物は見かけなくなった。


『宮城、今どうしてるんだろうなぁ…』


ラジオをかけても地震の放送ばっか。


伝えるのは大事だけどな….。


prrr


電話がなり出るとフランスだった。


「ちょっとイギリス!?宮城行ったらしいけどどうだったの!?宮城ちゃん!」


『なんだよ、急に焦って。』


「今日本といるんだけど、日本が!」


たしかに日本は毎日一回は小さい地震が起こったりして苦しんでた。


想像したくない。あんな大きい地震の痛み。


『ああ…おう……』


「イギリス…」


電話をきってイギリスはスペインに脅迫するように言う。


『早く帰るぞ!助けんだよ!日本を!』



イギリス、いや世界は何をするのでしょうか。

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